GOOD DESIGN AWARD

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CC

2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
戸建住宅 [Aセグメントハウス]
事業主体名
株式会社ホームライフ
分類
商品化・工業化住宅
受賞企業
株式会社ホームライフ (京都府)
受賞番号
20G140859
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

変化に対応し小回りのきく暮らしを求める人へのAセグメントカ―の様なハイクオリティ、コンパクト住宅。蓄える機能を最小化し空間を人体寸法に近づけ、開口を天窓に集め壁を増す事で1/3の広さながら3人家族が無理なく多様に暮らせる空間を1/3の費用で実現。浮いた2/3の費用と空間が将来への変化への糧となり暮らしの選択肢を広げる。

デザインのポイント
1.1/3の規模と費用の家を提供し、2/3の余地を生む事で、変化に対応し多様な生き方が出来る原資を提供。
2.蓄える機能を最小化し空間の制約を無くすことで家族3人が動線30歩で普通にちゃんと暮らせる空間を提供。
3.モノを最小化し、コトの密度を最大化したことで、小さな溜息さえ聞こえる程よい距離感を家族に作り出した。
プロデューサー

株式会社ホームライフ 植村智樹、廣田繁隆

ディレクター

株式会社ホームライフ 三冨尚子

デザイナー

深瀬泰誉

詳細情報

https://homelife.jp/lineup/living_hut.html

発売
2019年6月30日
価格

8,500,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

弊社 店舗がある地域

受賞対象の詳細

背景

人々は生活が安定したことや安定させるために多大な費用を掛け家を建ててきた。住宅会社はその覚悟に応え、安定と豊かさを象徴する収納力豊かな大きくて強い家を提供してきた。しかし安定から変化の時代となり価値観が多様化し様々な生き方が可能になった現在、大きさや頑なさを誇る家は変化や多様化への障害となり、売るか壊すかこのままの暮らしを続けるかの選択を迫られている。選択肢としての借家があるが共同住宅が多くを占め暮らし方が制限される上、老後の貸し渋りもあり将来までその暮らしを続ける事に不安がある。様々な機器がスマホに収斂されサブスクや転売が普及した現代、持たざる暮らしは容易になりモノよりコトに価値を置く人が増えている。大きさや頑なさを誇る家ではなく、ハイクオリティ、コンパクトで小回りのきくAセグメント車の様な住宅を提供する事で、新たな価値観を持ち始めた人々へ変化に対応した自由な暮らしを提供できると考えた。

経緯とその成果

多くの物を持たずとも豊かな暮らしが出来る事で蓄える機能を7.3m3まで縮小すると共に空間活用度向上の為に窓を無くした。ただ光、風、温度を事前に解析し天窓の位置と大きさを決定した事で良好な採光、通風環境が作られ次世代基準以上の温熱性能を実現した。その結果人の行動領域に特化した5.6m角14.5坪109m3まで空間を収斂、玄関から2階奥までの移動は最大30歩、手を伸ばせば必要な物に届く快適さを実現。モノが最小化されコト密度が最大化したことで家族の小さな溜息さえ感じる、ほど良い距離感が生み出され、思春期の子供がいる3人家族でも、小さくても適切な距離感が取れ、ちゃんと暮らせる住まいとなった。価格は850万円、建坪は9坪で通常の住宅の1/3を実現。残る2/3が次への変化の原資となる。この家はビルの谷間、田圃の真中、どこかの庭先、森の中など様々な場所で新たな変化に対応した次への暮らしを作り出していく。

仕様

木造軸組住宅 2階建 建築面積 29.81㎡ 延床面積 51.33㎡

どこで購入できるか、
どこで見られるか

株式会社ホームライフ 本社・支店・営業所

審査委員の評価

自動車にあって今や当たり前になった「セグメント」の概念が、これまで住宅では意識的に用いられてこなかったのは、「仕様は固定できても規模は固定できない」からである。しかしながら世帯の人数は減り、例えば新たに供給される建売住宅の規模は、どれも似たものになっている。このことを逆手に取り、規模・仕様を固定して戦略的な低価格に打って出たのがこの商品である。ローコストのベースモデルをカスタマイズするとそこそこの価格になってしまうタイプの商品とは異なり、固定されたプランや仕様を住みこなせる人だけに届けばよいという割り切ったデザインが清々しさを感じさせる。

担当審査委員| 手塚 由比   小見 康夫   千葉 学   山﨑 健太郎  

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