GOOD DESIGN AWARD

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CC

2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
インダストリー向けパワースーツ [Cray X]
事業主体名
GBS株式会社
分類
業務用装身具
受賞企業
GBS株式会社 (東京都)
GBS German Bionic Systems GmbH (Germany)
受賞番号
20G100546
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Cray Xパワースーツは、物流や工場など産業界で重量物を扱う人々の腰部を守るために開発されました。作業現場向けに腰の負荷を最大28kg低減し、8時間の連続稼働が可能です。自然な動きを実現する高度なメカトロニクス機構だけでなく、社内の理学療法士も開発に携わり、長時間の利用でも負担がないようにデザインされています。

デザインのポイント
1.腰痛が労働現場で一番多い疾病であり、重量物を取り扱う人々を腰痛から守るために設計・開発
2.産業用ロボットと同様のギア・アクチュエーターを含む精密機械、高精度ソフトウェアの組み合わせにより構成
3.高度なエンジニアリングだけでなく、理学療法士など専門家の観点を織り込んだメカトロニクス・デザイン
プロデューサー

GBS German Bionic Systems GmbH, CEO, アーミン G. シュミット

ディレクター

GBS株式会社 代表取締役 山下英夫

デザイナー

GBS German Bionic Systems GmbH ヘッド・オブ・メカニカルR&D マリウス キス

Marius Kiss

詳細情報

https://www.germanbionic.com/jp/crayx-4/

利用開始
2020年7月1日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

背景

国や地域を問わず職場での疾病で、腰痛が一番大きな課題となっています。また国内でも郊外の物流センターでは一度定年退職された方や、産後のお母さんが作業現場に入られることが多くの現場で見受けられます。Cray Xパワースーツ製品を利用頂くことで、年齢やジェンダーの壁を越えて労働参加できる方々を増やすことができます。

経緯とその成果

最大28㎏のサポートを実現するために、産業用ロボットと同じギア・アクチュエーターを搭載しています。この大きな出力を体にしっかり伝えるストラクチャー、腰回りをサポート・正しいポジションを維持するベルト、着脱をスムースに行うためのラチェット構造など、人にやさしい設計を社内の理学療法士とメカトロニクス設計を行っています。また、導入先の現場で近くに装着者がいることが認識できるカラーリングを行っています。 導入先の物流センターや工場などではグローブを装着されていることが多く、グローブを装着したまま操作できる大きな電源ボタンや、タッチ操作ができない環境を考慮したトグル(回転)スイッチを採用しています。

仕様

本体外寸 :906 x 635 x 417 mm(高さ×幅×奥行) 本体重量 : 約7.2Kg(バッテリー含まず) 稼働時間:約8時間 アシスト力 (kgf):最大28kgf 動作環境 -10℃~50℃ 対象装着者身長:155~195cm ターゲット利用者:工場や物流倉庫などで重量物を手作業で取り扱う方々

どこで購入できるか、
どこで見られるか

GBS株式会社 本社(GinzaSixオフィス棟13F)、川崎事業所(新川崎創造のもりARIBIC)
GBS公式Webサイト
Cray X装着方法/利用方法チュートリアル
第4世代Cray Xワールドプレミア

審査委員の評価

パワードスーツの中でも、最大25kgというサポート重量や、連続稼働8時間という長さは業界をリードしている。また、速度調整やセンサーによる作業可視化など、ロボットが人に合わせてくれる未来を期待させる製品といえる。本体重量などの課題はあるものの、社会全体の高齢化や、負荷が上がっている物流などにおいて、働く人を志向してデザインしており、今後の展開に一層、期待している。

担当審査委員| 朝倉 重徳   重野 貴   林 千晶   村上 存  

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