GOOD DESIGN AWARD

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CC

2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
新産業創出のための新商品・事業開発手法 [Makuake Incubation Studio]
事業主体名
株式会社マクアケ
分類
研究・開発手法
受賞企業
株式会社マクアケ (東京都)
受賞番号
19G171298
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

新産業創出を目的として、企業の研究開発部門から新製品・事業を生み出すスキーム。「Makuake」のネットワークやデータを活用し、ユーザーニーズを的確に捉えた製品企画からマーケティング戦略立案、事業創出までをサポートしている。東証一部上場企業17社らと共に過去3年半で約30の製品を生み出し、売上が立つところまで導いた。

デザインのポイント
1.「Makuake」ならではのネットワークを活用したデータドリブンな製品企画
2.研究開発技術にフォーカスした新製品・新規事業創出支援
3.「Makuake」を出口に需要の有無を実証することでの、新規事業創出リスクの低減
プロデューサー

株式会社マクアケ 取締役 木内文昭

ディレクター

株式会社マクアケ クリエイティブディレクター 北原成憲/プランナー 小堀弘樹、青木裕之介、照屋翔平、大久保尚

デザイナー

株式会社マクアケ デザイナー 佐藤啓

詳細情報

https://mis.makuake.com/

発売
2016年1月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

日本の研究開発費総額は世界第三位の約19兆円(経済産業省調べ)に上るが、日本から新しいモノが生まれてこないと言われて久しい。また、研究開発費総額の対GDP比率はG7の中で最下位である。そのギャップには「企業に斬新な研究開発技術があったとしても、解像度の高いビジネスへの確証がない限り新規事業に踏み切れない」という深刻な課題がある。従来の新規事業創出の取り組みでは、素晴らしい企画がなされても、実際に製品化に向けた意思決定をするハードルは高い。なぜなら、市場需要の実証が難しいからである。また、新規事業を創出するということ自体への社内の理解を得られないといった組織課題がハードルとなる場合も多数ある。こうした背景から、企業の価値あるアイデアがお蔵入りせず、研究開発技術を新規事業に繋げ、新産業を創出することを目的とした「Makuake Incubation Studio」が創出された。

経緯とその成果

従来の研究開発手法ではクリアできない新規事業創出の課題を突破するために、「Makuake Incubation Studio」ではクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」を活用し新製品開発サポートを行うことで、価値ある研究開発技術の製品化を推進している。「Makuake」の保有するデータや、支援者と呼ばれる見込み顧客との接点を活用し、需要の有無を実証しながら研究開発を進められる点が従来の研究開発手法との大きな違いである。また、大企業と中小企業/伝統企業/地域企業のコラボレーションを促し、新たな製品企画を生み出している点もユニークである。「Makuake」を出口に市場需要を示し新規事業開発のリスクを低減することで、連続的な事業創出を可能にし、新規事業を生み出す強い組織への変革にも一役買っている。こうした取り組みにより過去3年半で約30の製品を世に送り出している。

仕様

新製品の需要ニーズの確認、ファン獲得、プロモーションが可能となるクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」を出口に、企業の中にある研究開発技術や企画を製品やサービスに仕立て、事業として生み出すことで、新規事業開発と実践による人材育成を同時にサポートする取り組み。新産業創出を目的としたビジネスデザインシステム。利用ターゲットは企業内の研究開発部門や新規事業開発チーム。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

「Makuake Incubation Studio」Webサイト
「Makuake Incubation Studio」Webサイト
クラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」

審査委員の評価

クラウドファンディングが日本で定着した現在、サービスを提供する企業には事業開発のノウハウが蓄積されている。本サービスの場合は、クラウドファンディングで取り扱うプロジェクトがものづくりに特化していることから、そのノウハウを活かしてアジャイル型ものづくり開発の実装へ乗り出すことは、適切なセカンドフェーズといえよう。マッチングやコンサルティングだけでなくクライアントを横軸で繋げ開発の実働まで一気通貫の事業展開としている点が良い。プロジェクトのアウトプットについては、今後さらに完成度が上がることを期待している。

担当審査委員| 石川 俊祐   太刀川 英輔   廣田 尚子   Miles Pennington  

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