GOOD DESIGN AWARD

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2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
音のユニバーサルデザイン化環境 [SoundUD推進コンソーシアム]
事業主体名
ヤマハ株式会社
分類
社会基盤システム/インフラストラクチャー
受賞企業
ヤマハ株式会社 (静岡県)
受賞番号
19G161259
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

SoundUDを共通規格化し、あらゆる業界への普及と、音のプラットフォームの構築を目的として設立されたのがSoundUD推進コンソーシアムである。会員自らがプレイヤーとして、各空間で必要な情報やサービス・体験を共創できる環境や場となっている。UDの浸透と新たな価値の創出がエコシステムとなり、活動の輪が広がっている。

デザインのポイント
1.人の集まる施設・ユーザーをもつアプリ・革新的なサービスを繋ぎ、イノベーション創出を支援、推進する組織
2.音のプラットフォーム化を波及すべく、業界横断的に集まった会員が、共創・協働できる環境と場と機会を提供
3.ユニバーサルデザインでプラットフォームを拡大させ、そこで商用展開を可能にする事でエコシステムを実現
プロデューサー

SoundUD推進コンソーシアム 事務局 瀬戸優樹、岩田貴裕、森口翔太

ディレクター

SoundUD推進コンソーシアム 事務局 岩瀬裕之、廣瀬健治、井本智大、鈴木典雄、青木聡、肥塚真二、櫻田信弥、野口崇、大島博徳

デザイナー

SoundUD推進コンソーシアム 事務局 森久保拓道、松田武史、笠置ひとみ、稲留卓巨、金田力、吉田厚子、小島瑞季、又吉盛哉、田野倉裕貴、西田哲、田中幹、カイトンマウイ、アナイスベルムーデス、松木皓

詳細情報

https://soundud.org

設立
2017年10月25日
販売地域

日本国内向け

設置場所

国内主要空港、駅、施設、放送局など

受賞対象の詳細

背景

①音のユニバーサルデザインの社会インフラとしての必要性にコンセンサスは醸成されたものの、波及に至るまでのハードルは高い。②どんなに素晴らしい技術やサービスでも普及をしなくては効果は漸減する。③情報やサービスで溢れた時代だからこそ、その時その場所で必要なものを探し出すことが困難になっている。そこで、既に世の中にあるスピーカーを活用し、共通規格化された音で空間を繋ぎ(①)、SoundUDの技術やサービスを広くサードパーティーにまで開放(②)し、その取り組みに共感するユーザーを抱えた既存アプリ(③)をマッチングさせる環境を整え、施設所有者・サービス業者・アプリ業者の皆が同じ目的のために集まり、共創、協働できる場所と機会を提供し、みんなで普及推進していくことで、日本発のSoundUDの取り組みが持続可能となり、日本らしい形で世界中に"音のプラットフォーム"を波及させていくことができると考えた。

経緯とその成果

音をユニバーサルデザイン化し、言語や聴力の不安がない世の中を目指す為、業界横断的にSoundUDの共通規格化と普及に取り組んでいる。一方、こうした活動を継続するにはビジネスとしても成り立つ必要がある。そこで様々な業界から会員が集まるコンソーシアムを設立し、普及推進活動は勿論、ノウハウの共有、新たな価値観や体験の開発、場所とサービスのマッチング等を実施している。SoundUDは、一般のスピーカーから流せる音で場所とクラウドを紐付ける為、導入も容易だが、一度導入すれば、新たな情報やサービスはクラウドからすぐに提供できる。これを業界横断的に広め、共創、協働するための会員組織で、日々活動を行っている。情報のバリアフリー化、チケットや決済認証、サイネージや中吊広告とスマホ広告連動、来店ポイントやクーポン配布、観光情報や展示物案内、スポーツ観戦の遠隔参加機能での活用なども次々と創出されている。

仕様

音のある空間とクラウドを"音"で繋ぐ事で、今ここで必要な情報やサービス、体験をユーザーに提供できるようになる空間をデザインできる技術がSoundUDである。産学官が連携をして、SoundUDをみんなで共創し、普及する事で、日本発の”音のプラットフォーム”を構築し、それをみんなで活用し、世界の当たり前にしていく為に設立された(事務局:ヤマハ株式会社)。現在、国内300を超える社団体が加入し、活動中。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都港区高輪2丁目17−11 (事務局:ヤマハ内) 、及び会員各社の導入施設、連携サービスサイト
「SoundUD推進コンソーシアム」公式サイト
「おもてなしガイド」公式サイト
「ヤマハ株式会社」 サステナビリティサポート

審査委員の評価

2016年にグッドデザイン・ベスト100に選出された、音のユニバーサルデザイン化支援システム [おもてなしガイド]の技術を、280社のコンソーシアムとともに新たな社会インフラにしていこうとする取り組み。短い期間でこれだけの企業が参画する組織を立ち上げ、それぞれの事業領域において多様な主体に必要な情報を適切な形で届けるための仕組みを模索している点を高く評価したい。

担当審査委員| 林 千晶   井上 裕太   長田 英知   水野 祐  

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