GOOD DESIGN AWARD

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CC

2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
児童福祉施設、飲食店 [encollege ENCAFE むすび堂]
事業主体名
学校法人柿沼学園
分類
公共の建築・空間
受賞企業
株式会社山田伸彦建築設計事務所 (東京都)
受賞番号
19G141144
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

埼玉県久喜市栗橋で複数の保育園・幼稚園などを運営する学校法人柿沼学園が、近隣の小学生向けの学童保育施設と地域に開かれたカフェと駄菓子屋および周辺でクライアントが営む保育園や幼稚園の総合受付のような機能をも含む事務所を住宅地のスケールに合わせ、3棟新築しました。

デザインのポイント
1.既存の施設を含め3棟を同時に分棟で新築することで、より地域に開かれた世代間交流を促す場所になること
2.セキュリティのため、建築本体で囲い込むような配置にし、3棟全ての入口を限定していること
3.昔に周辺にあった長屋門や昔ながらの素材など、キーワードで抽出した要素を建築内部に散りばめていること
デザイナー

山田伸彦建築設計事務所 代表取締役 高妻伸彦/東 環境・建築研究所(共同設計)

詳細情報

http://yamada-architects.com/works/architecture/encollege-encafe

利用開始
2017年4月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

埼玉県久喜市伊坂145-1

受賞対象の詳細

背景

単に需要のある建築(学童)のみを新築するということではなく、食育までを含め親子で利用でき地域の人にも開かれたカフェ、また周辺でクライアントが営む幼稚園や保育園をの総合受付のような機能をも含む事務所と地域交流の場としての駄菓子屋さんを新築することで、より地域に開かれ、また世代間交流が図れるのではないかということと、子育て世代が住みやすく使い易い場所になるのではないかという「子供を通したまちづくり」が施主の希望としてあり、この敷地には周囲の住宅スケールに合わせて、また3棟を同時に分棟で新築することで、より地域に良いインパクトがあるのではないかと話し合いました。素材などは経年に耐えうる自然素材を多用して、愛着を持ってもらえるようなデザインにしています。

経緯とその成果

もともと古くから地域にある学校法人として単体の建築ではなく、何棟か建築する機会がある(あった)ことで、群として地域に子供を通したまちづくりの考え方や在り方があるのではないかということを施主と共有しています。この建築の他に保育園などが竣工していますが、学童を建てることは決まっていました。単体ではなくこの場所にあり得る建築の形やプログラムを検討して、建築しました。学童は常に周辺地域から人気を集めており、カフェ・駄菓子棟を含め地域の人たちの利用で賑わっています。先日埼玉新聞から<子育てを通じて地域再生を>ということで取材を受けました。学童竣工後、子育てし易い地域という認識で需要が増えたと考えられ、竣工後クライアントはこの地域で2件の保育園と1件の企業主導型保育園を新築しています。 また、学童を見られた近所の企業から企業主導型保育園の企画・運営を任されてそちらも2018年に竣工しました。

仕様

敷地面積:547.51㎡ 建築面積:240.43㎡ 延床面積:343.13㎡、階数:地上2階 構造:木造

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都杉並区阿佐谷南3-3-1戸門ビル301
株式会社山田伸彦建築設計事務所

審査委員の評価

近隣の小学生向けの学童保育施設、カフェ、保育園や幼稚園の総合受付の機能を持つ駄菓子屋、という今までにないような組み合わせの3棟の建物。各棟のデザインは周囲の建物ボリュームに合わせた住宅スケールで周辺環境に馴染んでいる。ここ以外に、周辺地域に同じ事業者が3つの保育園、幼稚園を営んでおり「子育てを通じて地域再生」を目指している。この3棟があることで周辺の他の拠点の機能に広がりを与え、地域の人が集まる拠点にしているという全体の仕組みがとても面白い試みとなっている。

担当審査委員| 永山 祐子   浅子 佳英   林 厚見   山梨 知彦  

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