GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
電飾ファブリックサイン [ルーファス]
事業主体名
株式会社リディアワークス
分類
店舗・販売用什器
受賞企業
株式会社リディアワークス (東京都)
受賞番号
19G110849
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

美しく、高品位な電飾サインを日常のデザインに普及させる為に「誰もが簡単に設置」「地球環境に配慮」「鮮やかな彩色を再現」をコンセプトとしたファブリックタイプの電飾パネルシリーズ。従来は高度なテクニックを持った職人しか施工出来なかった電飾サインを誰もが施工できる持続可能なシステムとしてデザインした。

デザインのポイント
1.薄いフレームの四方に展張構造を作り、シンプルなデザインに加え従来のファブリックタイプより施工が容易。
2.電飾サーフェースにポリエステルファブリック+UVインク採用、絵画の様に繊細なグラフィック表現を実現。
3.従来のアクリル板電飾板に比べCO2排出量が約1割と少ない、地震等で面板面が割れ落下事故の恐れもない。
プロデューサー

株式会社リディアワークス 小林史人

ディレクター

株式会社リディアワークス 小林史人

デザイナー

株式会社リディアワークス 貝屋亜美

詳細情報

http://www.lufas.jp/

発売
2015年4月
価格

オープンプライス

販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

商業施設、公共施設

受賞対象の詳細

背景

従来の電飾看板にはアクリル板が用いられており重量があるため、本体を強固に製作する必要があった。本体を強固にする事はフレーム材料を大量に使用する事に繋がり、製品の運搬などでも多大な容積と工数を要した。アクリル板を使用しないルーファスは加工性の良さと優れたコストパフォーマンスをもつ軽量のアルミ材をフレームに採用する事でフレームレスでシンプルなデザインを実現した。電飾ファブリックサインは従来から欧州では環境問題解消視点(CO2排出)から採用が拡大しているが、日本では生産と施工性の難しさの理由から普及が遅れている。ルーファスは均一な力で美しく施工する事ができる展張構造を採用し、生産や施工に高い技術力を必要としない。つまりルーファスは匠の技が必要であった限られた世界から、誰もが美しく安心して施工できる電飾サインシステムをデザインすることに成功した。

経緯とその成果

アクリル電飾パネルより自由なサイズで表現が行え、CO2排出も少ない電飾ファブリックサインを日本でも普及させたい、その為には現在のフレーム構造が抱える課題を解決する必要があった。ファブリックサインは絵画を描くカンヴァスの様にテンションを四方の枠で支える構造である。軽量で材料構成も非常にシンプルであるので生産から輸送まで柔軟性に優れている。しかし四方枠に均一にファブリックのテンションをかけるには、熟練した職人的技術が必要である。職人不足が深刻化している日本では製造、施工とも高い技術を要するファブリックサインは敬遠されていた。そこでアルミフレームの構造に着目し、楔形の構造を利用した簡易ファスナー展張構造を開発し、特許を取得した。展張構造は誰もが簡単に施工できる上、フレームには複雑な加工をする必要が無いので薄くシンプルなデザインで仕上げることに成功し、空港から個人店舗まで幅広く展開している。

仕様

[寸法]:サイズフリー ※フレームを連結し大きなサイズの製作が可能。 (最大実績:13mx3m) [ファブリック生地幅]:3.2m×50m [フレーム厚]:D20mm〜100mm [フレーム重量]:0.52kg/m〜1.76kg/m [材質]:フレーム(アルミ)、ファブリック(ポリエステル布)、コーナー金具・スタンド脚(スチール)[電材]:LEDモジュール、スイッチング電源(PSE対応)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

新千歳空港国内線出発ゲート、全国SUBARUショールーム
ルーファス導入事例

審査委員の評価

サイン面を構成するファブリックの端部と、光源を内包するケースの端部に独自の工夫をすることにより、薄さ・軽さ・施工の安易さ・短い施工時間・美しい平滑面・美しい発光面などを実現していることに新規性があり高く評価された。ファブリックであることによって、印刷による多様なサイン面デザインを実現すると同時に、廃棄時のCO2排出を削減している点も評価できる。照明部分は調光が可能であり色温度も選べるので、室内外の多様な用途でのサイン制作が可能であり、高度な施工スキルが無くても美しく設置ができる本製品は、時代の持つニーズにこたえる製品である。

担当審査委員| 五十嵐 久枝   安積 伸   佐藤 弘喜   長町 志穂  

ページトップへ