GOOD DESIGN AWARD

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CC

2019

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
段差解消スロープ [SGドラゴン]
事業主体名
ジー・オー・ピー株式会社
分類
生産・製造用機器・設備
受賞企業
ジー・オー・ピー株式会社 (東京都)
受賞番号
19G100695
受賞概要
2019年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

建設現場内での床の段差を解消し、作業員が資材運搬で手押しの平台車などを通過するために使用する、高さ調整可能な可搬式スロープ。

デザインのポイント
1.建設現場内の床段差を解消するためのスロープ。
2.アルミ製で、安全勾配になる高さをアジャストボルトにより微調整。
3.台車や高所作業車が安全に走行可能になり、軽量化により持ち運びが可能。
プロデューサー

ジー・オー・ピー株式会社 代表取締役 千田豊治

ディレクター

ジー・オー・ピー株式会社 技術部 松垣陽一、割田哲弘、富樫祐介

デザイナー

ジー・オー・ピー株式会社 技術部 岩淵龍司

詳細情報

http://gop.co.jp/products/slope/hcdragon.php

発売
2019年3月
価格

オープンプライス

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

再開発で高層ビルなどの建設現場では、資材の搬入、運搬や仕分けで弊社の手押し用平台車「ヘラクレスCUBE」(過去受賞製品)のような手押し用平台車が広く使用されるようになってきました。建設中はコンクリート床面に段差が多く生じます。従来は、鉄製のスロープや木製のパネルで簡易的にスロープが製作され、急傾斜スロープの場合には荷崩れで挟まれ、死亡事故まで発生していました。これまで台車を現場に供給していましたが、台車だけでは事故を無くせないと感じたため、安全勾配で通過できる軽量可搬式スロープの開発を行いました。製品をレンタルする事で、現場側は必要な時期に必要な分だけ注文調整できることで使用機会を広げられます。また、高齢化による作業員のつまずき事故も増加しており、段差をなくす動きが建設現場に広まってきています。

経緯とその成果

アルミ製による軽量化で持ち運びを可能にし、必要な時に必要な場所で作業員が使用できるサイズとしました。 安全に通過できる勾配1/6〜1/10で傾斜角度を設定しました。 高さ調整を手動で回転してアジャストボルトで行い、高さの微調整を可能にしました。 ズレ防止のため、2本の支柱であるアジャストボルト2方向に3°〜5°の角度を設けました。 先端床板には回転機構を設けて不陸に対応し、固定する場合にはアンカー用の孔を設けました。 床表面を波型形状にして上りやすく、下りでは加速を抑制する形状にしました。 端部を色表示することで脱輪防止とし、2枚組時にはセンターラインとなり台車の走行ガイドとしました。

仕様

サイズ:■幅:600mm■長さ:964mm■段差側高さ:100~150mm(無断階)■スロープ傾斜最小角度:4.8°(約1/10勾配)■スロープ傾斜最大角度:9.3°(約1/6勾配)■重量:15kg■許容荷重:1000kg

どこで購入できるか、
どこで見られるか

ジー・オー・ピー(株)東京本店

審査委員の評価

建設現場で簡易な木製パネルのスロープを目にすることがあるが、破損によって死亡事故が起きるリスクもあるという。このアルミ製のスロープは設置の際に工具を不要とし、設計の合理化によって軽量化を実現、運搬や設置時の作業者の負担を軽減しており、その改善の努力を評価したい。建設現場用の台車を製作しているメーカーによる製品だが、その周辺の安心安全を考慮した、働く環境のデザインに取り組む開発姿勢そのものが素晴らしい。

担当審査委員| 安次富 隆   石川 善樹   重野 貴   村上 存   Sertaç Ersayın  

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