GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅 [ISEKA ログハウス]
事業主体名
施主(個人)
分類
戸建て住宅
受賞企業
ミツバコウサクショ (兵庫県)
受賞番号
18G100845
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

郊外に建つ3人家族のための平屋のログハウス。環境や住まい方に配慮し日々の生活を魅力的なものにすると同時に、いわゆる“ログハウス”に留まらない木の住宅としての提案。 一部の人たちの趣味の家と思われがちなログハウスですが、様々な可能性をもった木の住宅としてその魅力を捉え直し、設計を行いました。住宅としての課題のみならずログハウスならではの課題にも丁寧に向き合い、新鮮な表現のログハウスとなりました。

プロデューサー

野上哲也

ディレクター

野上哲也

デザイナー

野上哲也/設計・片山文那/写真・デザイン

利用開始
2017年1月
販売地域

日本国内向け

設置場所

群馬県伊勢崎市

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

ログハウスをひらく

背景

施主は核家族3人住まい。木の家、仕切りが少ない(互いの気配が感じられる)こと、薪ストーブ、庭づくりを楽しみたい、窓から空や月が見たいといったことを望んでいました。 敷地は群馬県中部に位置し、80坪、北側が尖った台形をしています。冬は上州からっ風と呼ばれる鋭い北西風が吹きつけ、北側道路は幹線道路の抜け道で、時折トラックが走り抜けます。 そこで、北と西の厳しい環境を建物で緩和し、その真ん中に内と外を繋ぐテラスを抱くように配置しました。テラスには屋根を架けています。外というのは気まぐれで、雨や強い日差しで快適に過ごせる日は実際それほど多くありません。しかし、屋根があれば気軽に外に出られアクティビティの幅も広がります。大きな軒下空間です。 室内はテラスを中心に巡る一体的な空間で、リビングと個人のエリアはテラスを挟んで対岸に位置し、適度な距離感で家族の気配が感じられるようになっています。

デザイナーの想い

ログハウスは一風変わった建築形式です。 そのログハウス“らしい“意匠から一部の人の趣味性の高い家と括られて閉じてしまっているとも言えます。もったいない。これほど木の温もりや強さ、しなやかさを印象深く、直截に住宅に取り入れる建築形式は他にないでしょう。ログハウスを取り巻く固定的・閉鎖的なイメージを離れ、もっと軽やかで開放的な住空間としてひらきたいと考えました。同時に、ぬくもりある木に囲まれて、寝室で星を見ながら眠り、朝日で目覚める。ゆったりしたキッチンで食事を楽しみ、テラスであそび、庭の草木を育てる。冬は暖炉を囲んでのんびりする。そうしたことが当たり前に楽しめる豊かな家になってほしいと設計しました。

仕様

敷地面積:264m2、 建築・延べ面積:104.20m2、主要構造:木造、丸太組構法(ログハウス) 平屋建て

どこで購入できるか、
どこで見られるか

群馬県
ミツバコウサクショ

審査委員の評価

ログハウスは一般に閉じた建築の印象が強いが、ログハウス構法に対して純粋に建築的なアプローチを用い、新しい印象を与えることに成功している。欄間、屋根付き外部は特徴的な部分であるし、セトリングを考慮しつつもシンプルなディテールが、素材感を直接的に感じられるような建築的デザインへと昇華させている。

担当審査委員| 仲 俊治   小見 康夫   手塚 由比   栃澤 麻利  

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