GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
歯科医療機器 [デンタルアカシ]
事業主体名
株式会社DentalBank
分類
医療用機器・設備
受賞企業
株式会社DentalBank (福岡県)
受賞番号
18G080748
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震では、警察庁と日本歯科医師会が連携し、身元確認作業などを行った。また近年、認知症の徘徊などもあり、身元確認を簡便に行う方法を確立するニーズが求められている。  身元情報は、簡便に確認できることを求められるシーンがある一方で、個人情報保護の観点からは、あらゆる人から簡単に認識できないことも要件として考えられる。 それらの市場ニーズをふまえ、義歯の中に簡便に情報を封入しながら個人情報の保護もできる方法として、歯科医療・歯科技工の現場を考慮した上で、記憶容量をもったICチップを義歯に入れることを考案し本品を完成させた。

プロデューサー

株式会社DentalBank 松本光治、森和浩

ディレクター

株式会社DentalBank 松本聖武、秋吉祐輔

デザイナー

株式会社DentalBank 企画部門 姫野雅文

発売予定
2018年12月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

取扱しやすい。シンプル。そして革新的。

背景

災害時などに身元不明者が、着衣や所持品などでは判明せずに、歯科医師による身元確認を余儀なくされたときに、その身元不明者が総入れ歯だった場合には、歯科医師も手がかりがありません。しかし入れ歯に何らかの身元確認ができるものが、個人情報保護もできた状態で封入してあると世界は変わります。

デザイナーの想い

身元確認とは、有事や災害時に使用するものですので、イメージは大変ネガティブなものです。しかし、口の中に手がかりが有るかないかで、身元確認がスムーズに行われることも事実です。将来的に本品が普及することで、ICチップ入りの義歯を入れることが、ネガティブなものではなく、おしゃれで格好良く、ユニークであるというむしろポジティブな世界を創造し、身近な歯科医療が身元確認でも身近な存在になることを目指します。そして、その結果、ICチップ入りの義歯を装着するすべての人が、いつ何があっても、速やかに安全に自分の家へ帰れるような世界を作り上げていこうと思います。

仕様

寸法:直径7±1.0mm x 1.5±1.0mm 材質:アクリル樹脂、UHF帯のRFタグ RFタグ内部にはシリアル番号が記録されており、この番号と入れ歯の持ち主情報をデータベースセンターに登録し、紐付けを行います。登録後は、データベースセンターを用いて入れ歯に埋設されたRFタグを読み取るだけで入れ歯の持ち主がわかります。例えば公的機関からの問い合わせがあった場合に迅速に対応することが可能です。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の取り扱い歯科医院

審査委員の評価

災害時などにおける身元確認という社会的な課題に対して、高いセキュティを確保しながらも、簡便に確認を行えるという一見相反する要件をクリアするために、義歯へICチップを埋め込むという解決策をデザインした点が評価された。

担当審査委員| 田子 學   石川 善樹   内田 まほろ   重野 貴   Sertaç Ersayın  

ページトップへ