GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
住宅設備ユニット [LIFE CORE]
事業主体名
株式会社LIXIL
分類
浴室・洗面・水回り
受賞企業
株式会社LIXIL (東京都)
株式会社ブルースタジオ (東京都)
受賞番号
18G060574
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

LIFE COREは、生活に必要な水まわり等のインフラが凝縮された設備ユニットです。特殊なポンプシステムを用いることで、通常の重力式排水のような勾配や床下に配管を通すことが不要になり、家具のように簡単に設置できます。 建築との取り合いがほとんど無く独立しているため、レイアウトが自由でライフステージに応じて間取りの変更も容易にできます。 設計・施工時間を大幅に短縮でき、被災地などの仮設住宅にも素早く供給できます。今回、株式会社ブルースタジオと連携し、廃校になった小学校をコンバージョンした宿泊複合施設「ユクサおおすみ海の学校」内に設置。動作モニタリング検証をしていきます。

プロデューサー

株式会社LIXIL

利用開始
2018年6月1日
販売地域

日本国内向け

設置場所

鹿児島県鹿屋市天神町3629-1 (ユクサおおすみ海の学校, 鹿児島県鹿屋市立菅原小学校跡地)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

生活に必要な設備、インフラ類をコンパクトに凝縮し、設計・施工を容易にしたユニット

背景

一人・二人暮らしの少人数世帯が増加し、ライフスタイルが多様化しているにも関わらず、部屋数を重視したnLDKの間取りや、画一的な住宅設備の仕様が供給されるケースが多い。 また、職人不足及び職人の高齢化が加速する中、工期・工数を最適化した合理的な施工プロセスが求められている。特に建物の再利用時の水回り設備類の変更においては大きな労力や費用が発生している。 これらの状況は、近年問題となっている空家増加の一因になっているとも考えられる。 それらの実態を踏まえ、建築との取り合いを減らし、水まわり特有の設置条件を簡易にクリアできる住宅設備のデザインを考案した。 水回り設備を集約させることによる住宅のエネルギー消費の効率化と、暮らしの安心安全につながるIoTの仕組みと連動するエネルギーマネージメントを視野に入れたデザインを考案した。

デザイナーの想い

近年、空家の増加が深刻化する中、リフォームやリノベーションによって建築の再利用を促進し、このような社会問題解決の一助になるよう、一般の人がより簡単に家づくりに参加でき、家具のように手軽に設置可能な設備ユニットを目指した。 従来、住宅設備製品、特に水回り設備は排水勾配や建築条件・制限などにより建築に固定されており、自由なプランニングが困難で、一般の人ではプラン変更は難しいと考えられている。 今回、開発したシステムを用いれば、建築構造体への要求が最小限となるため建物のコンバージョンや住宅再利用及び新築においても簡単かつ最小限のコストで新たな居住空間を構築することができる。これにより社会的な問題に対しても貢献できると考えた。 家として使われなかった場所でも、「これさえあれば生活できる」製品としての思いを込めて"LIFE CORE"と名称をつけた。

仕様

代表的な製品サイズ:幅1800mm×奥行1800mm×高さ2150mm

どこで購入できるか、
どこで見られるか

鹿児島県鹿屋市天神町3629-1 (ユクサおおすみ海の学校, 鹿児島県鹿屋市立菅原小学校跡地)

審査委員の評価

住環境に必要な水回りやその他、換気、エアコン、照明、電気、給排水などのインフラを一挙に担うことが可能なオールインワンユニットという考え方の新規性を高く評価。技術的にも建築本体からの制約を受けにくくするためにポンプシステムを取り入れるなどの工夫が随所に見られ、ユニットとして施工性が高められている点も素晴らしい。被災地の仮設住宅や、使用されなくなった公共施設のコンバージョン、その他一般的なリノベーション物件など、昨今のリユース需要に寄与しうる社会的意義の高い製品である。

担当審査委員| 橋田 規子   寺田 尚樹   二俣 公一   安西 葉子   Dino Fabriant  

ページトップへ