GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
マンション共用部のライブラリー [住民と成長するライブラリーシステム - プラウドシティ大田六郷]
事業主体名
野村不動産株式会社+ブックオフオンライン株式会社+ブックオフコーポレーション株式会社
分類
ソフトウェア・サービス・システム/インターフェイス
受賞企業
野村不動産株式会社 (東京都)
受賞番号
17G141245
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

【成長するライブラリーシステム】 居住者と共に「成長するライブラリー」を新築分譲マンションでのコミュニケーションを誘発するコンテンツとして導入。定期的に入替える本をブックオフが買取、その費用で新たな本を購入するというサスティナブルなシステムを構築。さらに貸出履歴やリクエストにより選書されるインタラクティブな仕組を持つ。蔵書には中古書籍を約2/3組み合わせることで、予算を有効活用し社会的なリユースを促進。「プラウドシティ大田六郷」では公共の地域図書館とほぼ同規模となる7,000冊を住民が共有するライブラリーが実現した。10年20年、利用者の興味によって全く違うライブラリーへと成長を続ける。

プロデューサー

野村不動産株式会社 住宅事業本部 東伸明

ディレクター

ブックオフオンライン株式会社 マーケティング部 志村亨

デザイナー

ブックオフコーポレーション株式会社 青山ブックセンター 須藤夕香、米山淳一

利用開始
2017年2月
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都大田区西六郷(プラウドシティ大田六郷)

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

コミュニケーションを誘発し、社会的なリユースを推進する、居住者とともに「成長するライブラリー」

背景

【新陳代謝するライブラリー】 事業者は大規模マンションを中心に、マンションの共用部に住民向けたライブラリーを提供してきた。しかし、管理組合が負担する書籍購入費用の観点から、大幅な本の入れ替えや購入は行われていないのが一般的である。そこで定期的な新刊の入荷と書籍の買い取りを行うことで、常に利用したくなる魅力的な蔵書の充実を目指した。 【脱・活字離れの環境づくり】 活字離れが進む中、本に親しむ身近な環境こそが、住まいに求められる社会的な意義の一つであると考えた。電子書籍ではできない、物理的に可視化された蔵書や趣味を共有する体験を提供する。かつて親から子へと受け継がれた本棚から、新しいシェアの形として住民同士で受け継ぐ本棚を目指した。

デザイナーの想い

【図書館に暮らす夢を実現】本好きの方の「図書館に暮らしたい」という夢を実現すべく、マンション内のライブラリーでありながら地域図書館と呼べるほどの規模のライブラリーを目指した。本に囲まれた環境の中、未知の本に触れ、新たな学び体験が生まれることを願う。 【メンバーズシェア】近年話題のブックカフェでは利用者は不特定多数となる。一方、住宅内の空間的ゆとりも限られる中、居住者だけが利用できる共用施設のライブラリーにおいて、シェアと所有の中間といえるような新たなメンバーズシェアの在り方を提案したい。 【新しいリユースシステム】家庭で読まなくなった本をブックオフが買取り新たな蔵書の購入資金へと充当する。資源を無駄にすることなく無理なく続けることができる住まいのリユースシステムを構築することで、ブックオフの企業ミッション「リユース率100%」社会を目指す。

仕様

マンションの共用部に設けられた住民ためのライブラリー、豊かな住まいを目指す野村不動産と、100パーセントリユースを目指すブックオフとのコラボレーションで実現した。住民の嗜好に合わせ、ブックオフが本を買い取り、追加することでライブラリーの蔵書は入れ替わる。「プラウドシティ六郷」では7000冊のライブラリーが実現、将来的に10000冊を超える蔵書を目指す。

審査委員の評価

デベロッパーと書店と本の二次流通業者が連携して、マンションのコミュニティ活性化に寄与する施設を設置、運用するというモデルの新しさと本質的な価値、また、設置後に内容が更新され、住民コミュニティに適応していくという時間的推移までデザインしている点を評価した。

担当審査委員| 岡本 誠   石戸 奈々子   ドミニク・チェン   深津 貴之   藤崎 圭一郎  

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