GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
戸建てリノベーション [HOWS Renovation 「しらとり台の家」]
事業主体名
株式会社リビタ
分類
商品住宅/工業化住宅
受賞企業
株式会社リビタ (東京都)
受賞番号
17G100922
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本件は、昭和40年代に開発された住宅地に建つ築28年の木造一戸建てを、リノベーションし販売したプロジェクトである。既存建物はハウスメーカーによる在来工法の和風注文住宅であった。リノベーションにおいては既存建物をできる限り活かし、レイアウト変更は1階のみに留めている。プランニングにおいては、住まい手を限定せず、自由な暮らしを叶えることを目指した。さらに、土間・縁側など、日本古来の民家にあった要素と現代のライフスタイルを繋げることで「新たな和」の建築を表現した。

プロデューサー

株式会社リビタ 田中亜沙美

ディレクター

株式会社リビタ 宇都宮 惇

デザイナー

納谷建築設計事務所 納谷 学、納谷 新

納谷建築設計事務所 納谷学・納谷新

詳細情報

http://hows-renovation.com/forsale/shiratoridai/

利用開始
2016年9月29日
価格

72,800,000円

販売地域

日本国内向け

設置場所

神奈川県横浜市青葉区しらとり台

受賞対象の詳細

背景

HOWS Renovationがグッドデザイン賞を受賞した2014年以降、新たな住生活基本計画(2016年3月)にもある通り、日本のストック型住宅政策の推進は加速している。しかし既存住宅流通、特に戸建て分野においては未だ多くの課題があり、本事業で課題解決の事例を積み重ねたいと考えている。 横浜市青葉区エリアの住宅街は、分譲時に建てられた住宅の老朽化や住民の高齢化が進んでおり、中古住宅としての流通時の価格も伸びづらい。広い敷地も分割され狭小の新築住宅が建てられる傾向にある。本件はゆとりある敷地と既存建物を引き継ぎ、それらの持ち味を生かしたリノベーションによる唯一無二の家となった点が顧客に評価された。同エリアの中でも新築物件と同等の価格で成約し、購入者は都心から移り住んできている。これまで価値がないとみなされていた既存住宅に再度価値を与え、若い世代を地域に取り込むことに成功した。

経緯とその成果

伝統的な日本の生活を現代の感覚で再解釈したリノベーション戸建て

デザイナーの想い

時代を遡り古い民家を見てみると、そこには広い土間があり、夏は涼しく機能的にも理にかなった空間があります。ただそのままでは現代の生活スタイルに対して無理があります。そこで新しい土間のあり方を提案しました。今までの土間の感覚ではありません。靴も脱ぎますし、土間にも直接座れます。ここで生活を始めると、いろいろな居場所も見つけることでしょう。新しい和風建築を現代の感覚で、楽しんでもらえたらと思います。

仕様

敷地面積 182.24㎡(実測)/建物面積 145.12㎡(公簿、1階:88.19㎡、2階:56.93㎡)/木造瓦葺・2階建

どこで購入できるか、
どこで見られるか

成約済みのため購入不可。
HOWS Renovation Lab.
HOWS Renovation Lab. /Photo Archive/しらとり台の家before
納谷建築設計事務所

審査委員の評価

築28年にもなる木造住宅をリノベーションして、新しい和の空間を創出した住宅。土間や縁側など、日本古来からある生活の場を現代的な形で再構築した点は秀逸で、多様な使い方を喚起する空間となっている。さらに回遊性のある平面計画とも相まって、生活の可能性は大いに広がりそうである。一つ一つの既存の住宅の文脈を丁寧に読み取って計画に結びつける誠実な姿勢にも敬意を表したい。

担当審査委員| 手塚 由比   千葉 学   栃澤 麻利   Gary Chang   Shu-Chang Kung  

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