GOOD DESIGN AWARD

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CC

2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
天井材 [かるてん®]
事業主体名
帝人フロンティア株式会社
分類
素材・部材/生産・開発・製造技術/製造法
受賞企業
帝人フロンティア株式会社 (東京都)
受賞番号
17G080779
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

かるてん®は「人々の生活に安心・安全を提供できる天井」を目指し、2012年に開発を開始した、1平方メートルあたり700グラムという非常に軽量な天井材です。用途は多様で、さまざまなタイプの天井に柔軟に対応でき、独自の天井工法との組み合わせにより、「震度6相当の揺れに対する耐震性能がある」と認定されています。万が一崩落した場合にも、超軽量のため周囲へのダメージは最小かつ復旧も容易です。これまで、病院、工場、オフィス、体育館、空港をはじめ、不特定多数の人々が訪れる様々な空間の天井への導入実績があり、さらに幅広い用途の建物でお使いいただけるよう、色や柄など、意匠性向上に取り組んできました。

プロデューサー

帝人フロンティア株式会社 産業資材第二部門 ノンウーブンソリューション部 かるてん課 内田俊一

ディレクター

帝人フロンティア株式会社 産業資材第二部門 ノンウーブンソリューション部 かるてん課 内田俊一

デザイナー

帝人フロンティア株式会社 産業資材第二部門 ノンウーブンソリューション部 かるてん課 内田俊一

詳細情報

http://www.kal-ten.jp/

発売
2015年4月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

繊維でできた、とても軽くて安全で、様々な天井に対応できる、意匠性の高い天井材

背景

発想の原点は東日本大震災にありました。帝人グループは、福島大学災害復興研究所と共同で立ち上げた「ふくしま住空間研究会」の活動第一弾として、2012年2月1日より「応急仮設住宅の居住環境改善プロジェクト」を開始することとしました。その中で、私たちの製品であるポリエステル繊維は初め、福島県富岡町の応急仮設住宅の断熱・吸音材として使われていました。絶え間なく続く余震や、人々の安全に対する不安が広がる中で、軽いというこの素材の利点を生かして社会に貢献したい、という思いが開発チームの中に生まれていました。折しも世間では、建物の安全性に対する要求が高まりつつあり、この素材の特質を生かした安全な天井の開発は当然の帰結ともいえました。その後、法改正や政令の施行により、天井の安全基準が整備される中、かるてん®の安全性という特徴はより一層その価値を高めて参りました。

デザイナーの想い

軽くて安全で、様々な用途に使える天井材として、性能は開発当初から高め続けてきました。しかし、それだけでは普及につながりにくく、多くの安心・安全に貢献できません。そこで、意匠性を高めて多様な空間で使っていただけることを目指し、様々な色や柄の開発や、設計者の要望に応じた形状の製品の開発を行ってきました。現在、色・柄は標準として白、黒、マーブル模様、さらにはプリント加工で様々な色や柄に対応しています。また、今後は、より多様な色・柄や形状で、より多くのシーンに合う製品を開発することで、安心・安全を広めていきたいと思います。

仕様

材質:ポリエステル樹脂系不織布充てん/両面ガラスクロス 色:白、黒、マーブル、表面印刷 寸法:925mm×925mm 他 重量:700g/㎡ 厚み:4.5mm 不燃認定取得

どこで購入できるか、
どこで見られるか

帝人フロンティアへ問合せいただければ対応いたします
かるてん®ホームページ
帝人フロンティアホームページ

審査委員の評価

ポリエステル製タテ型不織布をガラス繊維でサンドイッチした構造のため、軽いだけでなく、断熱効果、吸音効果も期待できる上、風合いも良く、しっかりとした印象も得た。また、落下時の安全性だけに特化するのではなく、耐震性能、施工性、施工コストのいずれを重視するかによって工法が選択できるよう配慮されており、使用環境や導入方法に至るまで気配りされたデザインである。

担当審査委員| 田子 學   安次富 隆   重野 貴   村上 存  

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