GOOD DESIGN AWARD

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2017

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
工業用電子ミシン [PLK-J6040R (J シリーズ)]
事業主体名
名菱テクニカ株式会社
分類
生産・製造用機器・設備
受賞企業
三菱電機株式会社 (東京都)
受賞番号
17G080764
受賞概要
2017年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Jシリーズは、世界最高レベルの縫製能力と生産性を向上する機能を備えた工業用電子ミシンである。厚薄硬柔の生地や異素材どうしの縫製ができ、デザイン性が求められるハンドバックやシューズ、信頼性が求められるエアバッグやシートベルトなどの多様な製品分野で使用される。生地を押える時間と力を自在に調整可能とし縫い品質を格段に向上。世界最高クラスの縫製速度と縫い方向に合わせた上糸テンションの自動調整で作業時間を短縮。縫製条件をワンタッチで設定できる操作パネル、アクセスしやすいボビン交換窓、汚れにくい素材のすべり板などで作業負担を軽減。従来難しかった曲線縫いや大きな縫い目も「美しく、速く、簡単に」縫製できる。

プロデューサー

名菱テクニカ株式会社 縫製システム部 吉田 俊介

ディレクター

名菱テクニカ株式会社縫製システム部 濵田 信明

デザイナー

名菱テクニカ株式会社 縫製システム部 上野 東一、古川 和納、福島 太一、谷川 晋+三菱電機株式会社 名古屋製作所 近藤 厚志

カタログ発表
2017年5月
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

縫製工場

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

縫製品質向上のため構造・制御方法を革新した次世代工業用電子ミシン

背景

当社工業用電子ミシンは先進国の服飾業界・製造業のトップブランドから指名されるなど高い評価を得ているが、工業用ミシンは基本的な機械構成がほぼ変わることがなく、ともすれば模倣品が溢れ、価格競争に陥りやすい製品でもある。古くからの「縫う」という加工方法だが、素材の進化とともにミシンにも変革が要求されている。当社は、工業用電子ミシンのトップメーカーとして他社に先駆け世界最高レベルの縫製能力、機能・性能を備えた革新的な次世代電子ミシンを開発した。一方、縫製工場は近年人件費抑制のため新興国などにシフトされる傾向が強く、世界中のどのような環境、どのようなユーザーが使用しても常に最高の縫製品質が再現されなければ技術力の高さは伝わらない。世界で認められるトップメーカーとして存在感を高めるべく、機能・性能だけでなくグローバル市場で培った経験を活かし、信頼性、メンテナンス性、使用容易性なども磨きあげた。

デザイナーの想い

工業用電子ミシンとしての機能・性能向上はもとよりミシンを操作する作業者の視点に立ち縫製作業に集中できるよう使い易さに配慮した。多数のミシンが稼働する縫製工場では振動・騒音が作業者への負担となっており、原因となる機械自体の振動・騒音を抑制するためにも基本構成の見直しを行った。縫製工場では粉塵も舞いやすく清掃などメンテナンス性の良さも要求される。XYテーブル機構は埃の除去や可動部のテンション調整・給油など定期的なメンテナンスが必要であり、アームが「くの字形」になることでメンテナンス作業スペースが拡大、メンテナンス性が向上する。また、操作性の面でも「高機能だけど難しい」を解決するため、ワンタッチ簡単設定により各生地に適した縫製条件を簡単に設定できるようにした。生産品に合わせミシン調整時間を大幅に短縮でき、作業者の負荷が軽減される。

仕様

【外形寸法】幅:1,350×高さ:1,205×奥行:1,570mm 【重量】440kg 【 主な素材】鋳物・アルミ・鉄鋼

どこで購入できるか、
どこで見られるか

国内総代理店より購入可能、弊社旭工場のショールームに展示

審査委員の評価

車のシート、エアバックなど特殊工業縫製品を製造する本製品は部品単位から大幅に構造を見直した革新的な開発がされている。今までは、振動発生や正確な縫製作業に課題があったが、この機器は駆動部に7つの独立したモーターを高速駆動させることで、振動や騒音を抑え作業員の負担を軽減し、機器にかかる負荷を部位ごとにセンシングすることで、生産性の向上に寄与している。

担当審査委員| 田子 學   安次富 隆   重野 貴   村上 存  

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