GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
梱包容器 [オリニギリ]
事業主体名
向日葵設計
分類
地域・コミュニティづくり/社会貢献活動
受賞企業
向日葵設計 (東京都)
ニシダデザイン (福岡県)
株式会社高速 (宮城県)
受賞番号
16G151194
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

‘おりがみ’は日本の遊び、‘おにぎり’は日本のソウルフード。その二つが出会った‘オリニギリ’はおにぎりの概念を変える新しい食のスタイルです。東京オリンピック2020年に向けて、オリニギリは世界に向かって大切なメッセージを人々のに届けて行きます。‘おにぎり’を握ったことのない外国人でも、‘おりがみ’を折る感覚で楽しく握ることができることができます。一つの形にひとつずつストーリーがあります。手のひらから楽しく日本文化の起源、歴史を知り、興味、関心を深めてもらいたい、そしてその感動とぬくもりが手のひらからお腹へと伝えられます。つつんで、むすんで、オ・リ・ニ・ギ・リ!

プロデューサー

向日葵設計 新田知生

ディレクター

向日葵設計 新田知生

デザイナー

向日葵設計 新田知生+ニシダデザイン 西田俊和

向日葵設計 新田知生

詳細情報

http://orinigiri.com

利用開始
2015年4月25日
販売地域

国内・海外共通仕様

仕様

紙(JETエース310g) 表ニス、裏PP 210mm x 210mm

受賞対象の詳細

背景

図面を引きながらアイデアが煮詰まった時に頭の体操として折紙をしたのが起源です。便利な物に溢れた現代、試行錯誤しながら「ものづくり」する楽しさを「食」という親しみやすい入り口から日本の美意識や文化を内外に伝えることができるのではないか。コミュニケーション不足の親子関係や国際関係に彩りを与えられるのではないか。そんな思いでおにぎりという日本のソウルフードを折紙で握ってみました。

デザインコンセプト

一枚から無限大に形を生み出す「おりがみ」で、ユニークな「おにぎり」を作りたい。楽しく、誰かと一緒に。

企画・開発の意義

折紙は一枚から無限大の形を作り出す創造力の宝庫です。物と廃棄物に溢れ、時間に追われる現代に必要なのは、折紙のようなシンプルで無駄の無いもの。そして、人と人をつなげるのは、複雑で着飾った言葉より、温かいご飯かもしれない。その二つを一緒にすることで相乗効果が生まれると考えます。

創意工夫

折紙が誰にでも楽しめる遊びなら、そのような気軽な感覚で誰でも自分の形を試行錯誤し、オリジナルおにぎりを作ることが出来ると思いました。作り手の想像力を最大限に引き出せるようシンプルな一枚の紙としました。また簡単に折ることが出来るよう紙に線が引いてあり、山折と谷折だけで立体となる仕組みです。食品を直に載せても大丈夫なように紙に特殊なコーティングも施し、ある程度繰り返し使用できるようエコの面からも配慮しました。

デザイナーの想い

日本には「もったいない」という美意識があります。オリニギリは一枚から形作ることをルールとして、「無駄にしない」「使い切る」デザインとなります。このもったいない美意識が世界的に認識されることは、環境的にも意味があるのではないかと考えています。また、「遊び」「食」という親しみやすい分野から年齢や人種など多種多様な人々との物理的・精神的距離を縮め、この活動が平和のシンボルにもなることを願っています。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

向日葵設計 東京都世田谷区松原4-11-7 第一整美楽104号
オリニギリ
向日葵設計
向日葵設計フェイスブック

審査委員の評価

日本の主食であるはずの「米」離れが止まらない。農地を守るためにも、環境保全の観点からも「米」の消費拡大は重要なテーマだが、この「オリニギリ」は、そんな問題に「デザインの力」で挑んでいる。その昔、子供たちが手巻き寿司を好んだように、オリニギリが家庭の食卓、お弁当の定番となることで、米を楽しく消費するきっかけになるかもしれない。外国人への日本文化理解へのきっかけとして、そして海外へ「新しい日本食」としての展開も楽しみだ。

担当審査委員| 五十嵐 太郎   岩佐 十良   藤崎 圭一郎   並河 進   山崎 亮  

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