GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
集合住宅 [ひばりが丘フィールズ(1番街・2番街・けやき通り)]
事業主体名
大和ハウス工業 株式会社+株式会社コスモスイニシア+オリックス不動産株式会社
分類
住宅・住空間
受賞企業
大和ハウス工業株式会社 (大阪府)
株式会社コスモスイニシア (東京都)
オリックス不動産株式会社 (東京都)
受賞番号
16G100857
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ひばりが丘団地は1959年首都圏初の大規模団地として建設され、「憧れの団地」として育まれた街です。当プロジェクトは団地再生事業により生まれた敷地に日本初の「事業パートナー方式によるPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)手法」を取り入れ、新しい団地再生計画として誕生した集合住宅群です。「みんなで創り、みんなで暮らす」の考えを基に、各街区にひばりが丘エリアをつなげる「まちポイント」を設け、地域のランドスケープデザインからエリアマネジメント(街の運営・更新を住民主体で続けていく仕組み)まで継続的に関与する事で、ハードとソフトが一体となった「"団地"から"まち"へ」を目指した取組みです。

プロデューサー

大和ハウス工業株式会社+株式会社コスモスイニシア+オリックス不動産株式会社

ディレクター

大和ハウス工業株式会社 東京本店マンション事業部企画建設部 主任 青原 豊

デザイナー

株式会社入江三宅設計事務所 プロジェクト推進部 宇津見 聡/都市企画部 宇塚 幸生/計画・設計部 大津 克徳、菅野 真史、隈部 俊輔+株式会社長谷工コーポレーション

詳細情報

http://www.daiwahouse.co.jp/mansion/kanto/tokyo/hibarigaoka2/index.html

利用開始
2015年3月
販売地域

日本国内向け

設置場所

東京都久留米市ひばりが丘団地/東久留米市南沢/西東京市ひばりが丘3丁目

仕様

RC造地上11階建て 総戸数144戸/RC造地上10階建て 総戸数156戸/RC造地上10階建て 総戸数119戸

受賞対象の詳細

背景

近年、高度成長期に建てられた大規模団地が建替えの期を迎えています。郊外型の大規模団地には「若年層の減少」「超高齢化社会」等、地域活力の変化への対応が求められています。それは当プロジェクトにおいても直面している課題でした。ひばりが丘の育んできた歴史や緑、住民の想いを引継ぎ、団地再生事業を進める上でこれまでと同じ手法が最適なのか?未来へと育てる為に必要なものは何か?新たな団地再生が求められました。

デザインコンセプト

Relation ~「団地」から「まち」へ つながりのある街づくり~

企画・開発の意義

従来の団地再生事業では、棟ごとに完結した街づくりやコミュ二ティ形成に留まり、既存住民や地域の繋がりが希薄になる等の課題がありました。当計画では、街のビジョンや課題について長い年月をかけ話し合い、目指すビジョンを共有し、エリアマネジメント等のソフトとの組合せも踏まえ開発を行いました。官民一体となり取り組む「事業パートナー方式」を取り入れる事で「新たな団地再生事業のカタチ」を提案したいと考えます

創意工夫

各街区に「まちポイント」と称した地域に不足していた施設(カフェ・学びの場・保育施設・子どもの年齢に応じた公園)を設け、コミュ二ティのネットワークがつながるランドスケープデザインとしました。「まちポイント」の1つには、ひばりが丘団地の想い出を継承し既存住棟を改修して再生した「エリアマネージメントセンター(ひばりテラス118)」を設営しました。この施設は専門のスタッフが常駐するコミュ二ティ活動の拠点となり、カフェを併設する事で自然と人が集まる場としました。各街区では敷地の一部を外に開放し、緑の小路やポケットパークを共通デザインとして散りばめ、「新規まちポイント」と「既存まちポイント」が緑のネットワークでつながるよう配慮しました。ひばりが丘に親しまれてきた「芝生広場」や「けやき並木」等、既存緑地が隣接する街区には視覚・動線上もつながりを意識し、街区を超えた一体感のある緑としました。

デザイナーの想い

「まちポイント」を起点に、ひとつの街区が隣接する街区とつながり、ひばりが丘エリア全体がつながり、隣の町とつながり・・・。緑や人や街のつながりが連鎖していく事を願い、隣町からも真似されるような街をつくりたいとの想いが込められています。このつながり(Relation)を継続していく為に、運営の仕組みも整えたいと考え、ランドスケープデザインやエリアマネジメントの細やかさに配慮しました。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東京都久留米市ひばりが丘団地/東久留米市南沢/西東京市ひばりが丘3丁目
ひばりが丘フィールズ2番街
ひばりが丘フィールズけやき通り

審査委員の評価

1960年頃に開発された首都圏大規模団地の再生を、PPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)手法により実現する挑戦的な事業の一翼を担う建替え民間マンションの事例。PPPの他の事業パートナーとの連携によるエリアマネジメントやランドスケープデザインを含む計画内容が特徴的であり、この点が特に評価された。

担当審査委員| 手塚 由比   石川 初   長坂 常   日野 雅司   松村 秀一   Gary Chang  

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