GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
プレジャーボート [PONAM-28V]
事業主体名
トヨタ自動車株式会社
分類
移動用機器・設備
受賞企業
トヨタ自動車株式会社 (愛知県)
受賞番号
16G070526
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

PONAM-28Vは、ヤンマー(株)と協業し、高度なFRP成形技術を活かして複合素材による「トヨタハイブリットハル」を開発。この画期的な開発スタイルが、最高レベルの「走行性能」を実現しました。また、広いフィッシング用のスペースを確保しながら、キャビン内は最適な居住空間があることなど、高い機能性の進化を可能にしました。アピールポイントは、カースタイリングと同等の3D造形の魅力、すなわち人を惹きつける力があることです。私たちが追い求めたてきたのは、流麗なる造形美のプレミアムスポーツクルーザーです。

プロデューサー

トヨタ自動車株式会社

ディレクター

トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー 先行デザイン担当 専務役員 福市得雄

デザイナー

トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー デザイン開発部

詳細情報

http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/11254128

発売
2016年10月
価格

19,200,000 ~ 23,200,000円 (Eグレード/Sグレード [メーカー小売希望価格(税抜き)] *オプション・法廷安全備品・進水諸経費・輸送費などを除く)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

最高の走行性能、広い釣りスペース、最適な居住性をあわせ持った流麗で美しい高級マルチパーパスクルーザー

背景

現在、マリン業界全体は回復基調にあります。その中でトヨタマリンは、国内ボート業界に参入以来(1997年)全長8㍍以上の市場で開発、販売、サービスを行ってきました。我々にとってこのボート開発は、技術・商品・事業を通じた「未来のモビリティ社会への挑戦と夢の実現」のための大切なコトのひとつです。商品力向上とラインナップの充実を図るため、ヤンマー(株)と協業し全てにおいて最高レベルをめざしました。

デザイナーの想い

デザインの仕事にたずさわり早いもので42年にもなります。幼少のときから憧れだったカーデザイナーとなって長い時を経てきました。今も、ここで培ったクルマ屋としてのデザイン力をPONAM-28Vのデザインに活かせた事への喜びでいっぱいです。これからも、現役として美しいモノを創ることでコトが更に輝き、人々が心豊かに笑顔になれる社会のために貢献して行きたいと思います。

企画・開発の意義

高性能で美しいボートを操る心豊かなライフスタイルを提案します。トヨタハイブリットハルは、従来のアルミハルと同等以上の凌波性と旋回性能を実現。これは、業界初でありマリン業界全体の発展と日本のプレジャーボート開発の活性化に貢献できると確信しています。エンジンは、ランドクルーザープラド用をマリナイズ。船内では自然に会話を楽しめる静粛性や低振動、低燃費を実現し環境にもやさしいクルーザーが完成しました。

創意工夫

世界のボートのスタイル検証や、トヨタのボート開発約20年の歩みを振り返ることから始めました。伝承すべきは「チャレンジと自己革新の歴史」。進化・革新すべきは「画一的なデザイン手法からの脱皮」でした。パッケージ検証から導き出した新しい造形構築とデッサン。更にバーチャルリアリティシステムでの造形検討など、最新のカースタイリング手法を積極的に活用。これらによって、乗用車などと同等の3D造形の魅力あふれるエクステリアデザインが完成しました。特に、平面ラインとガンネルから上部の豊かで見応えある曲面が造形の要です。インテリアは、上級艇と同等の居住空間を確保。対面シートから海がよく見える高さにしたサイドウインドウは、躍動的な形状を生かしたワクワク感を演出しています。

仕様

全長×全幅9.14m x 3.16m  エンジン1基M1KD-VH 191kw(260ps) (ランドクルーザープラド用デーゼルエンジンをマリナイズ)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

トヨタ自動車(株)トヨタマリン営業所
マリン事業(トヨタ自動車)

審査委員の評価

他社との協業による複合素材の船体は、軽量かつ高剛性な構造を実現しただけでなく、複雑な曲面形状の成型も可能とした。この技術の利点を巧みに活用し、これまでのボートには見られない流麗な船体デザインの獲得に成功している。また、独自の船体構造の恩恵により高い航行性能を実現し、自動車で培った技術も盛り込んだ上で、キャビンやフィッシングスペースに十分な快適性を確保している点も高く評価したい。

担当審査委員| 根津 孝太   伊藤 香織   岡崎 五朗   佐藤 弘喜   Juhyun Eune  

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