GOOD DESIGN AWARD

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CC

2016

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ダイニングチェア [SEOTO-EX]
事業主体名
飛騨産業株式会社
分類
生活家具/家庭用照明器具
受賞企業
飛騨産業株式会社 (岐阜県)
受賞番号
16G060418
受賞概要
2016年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

木製ダイニングチェア。『身体への優しさと美しさの融合』がテーマ。人間工学に基づく上質な座り心地を追求した。また、フレームはカービング技術を駆使し、魅力の高い造形を目指した。ナラ材、ウォルナット材、ビーチ材の3種類の材種が選べる。

プロデューサー

飛驒産業株式会社 代表取締役社長 岡田 贊三

ディレクター

飛驒産業株式会社 デザイン室長 中川 輝彦

デザイナー

有限会社 川上デザインルーム 川上 元美

詳細情報

http://kitutuki.co.jp

発売
2015年11月
価格

70,000 ~ 133,000円 (樹種・張布(皮革)によって価格が変わります。)

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

身体への優しさと美しさの融合。

背景

これからの日本には良いものを永く使うという文化の定着が必要である。日本では家具の歴史が浅いということもあり、良いものというと海外の製品が使用されるケースが多いが、本プロジェクトによりこうした状況を変えることができる。また、日本の木工デザイン力や技術力が世界に通用することをアピールしたい。

デザイナーの想い

木の味わいを抽出し、身体を優しく受け止める椅子。生活空間に馴染み易い均整の取れたフォルムと構造のバランスを追求した。「SEOTO」に人間工学的知見による座り心地を加えることで更なるフィットした着座感を得られる。長く愛着の持てる存在を目指す品質とデザインのバランスを追求した。

企画・開発の意義

日本は世界に誇れる森林国であるにも関わらず、木製家具分野においては世界への発信力は低い。そこで本プロジェクトにおいては日本の技術力、デザイン力、繊細な感覚から生み出される座り心地に裏打ちされた木製家具を国内外に発信していきたい。

創意工夫

成人のお尻のデータを分析し、お尻を包み込むことで骨盤の後方回転を軽減する3次元形状の座合板とそれに合わせた椎間板に負荷が少ないとされる立位姿勢時の背骨のラインを無理なく維持できる3次元形状の背合板を新規に開発した。また、背もたれの角度を考える上で、屈曲位置とされる第12胸椎(S字ラインでいうと腰椎の前彎と胸椎の後彎の分岐点)付近に圧迫感を与えないことが座り心地の向上につながることがわかり、背もたれの位置を導き出している。クッション材には中反発ウレタンを用いて、着座時の身体への衝撃を和らげる工夫を施している。また、肘から肘へと繋がった背受け部材に宙に浮くような形で取り付けられた背もたれは、ビスやボルトが外から見えないような工夫をしている。

仕様

W61×D56×H76.5 SH410 AH650 主材:ナラ・ウォルナット・ビーチ(3樹種から選べる)塗装:ウレタン樹脂塗装

どこで購入できるか、
どこで見られるか

飛驒の家具館 東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・北海道・高山
飛_産業株式会社

審査委員の評価

「良いものを永く使う」という、あたりまえではあるが、今こそ重要な命題に正面から向き合った椅子である。人間工学的な知見を取り入れながら、メカニカルな印象にならず、ホームユースのダイニングチェアとして、ゆったりとしたやわらかな表情を作り出すことに成功している。3次元合板と中反発ウレタンを用いた背座は、身体に程よくフィットする。若い世代のみならず、シニア世代にこそ使って欲しい椅子である。

担当審査委員| 長町 志穂   鈴野 浩一   藤森 泰司   山本 秀夫   Eggarat Wongcharit  

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