GOOD DESIGN AWARD

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2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
次世代エネルギー事業開発プロジェクト [水素エネルギー研究開発センター]
事業主体名
株式会社東芝
分類
専門家向けの先端的デザイン
受賞企業
株式会社東芝 (東京都)
受賞番号
15G150636
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

次世代のクリーンエネルギーとして注目を集めている「水素」。東芝は水素を「つくる」「ためる」「つかう」、それぞれの技術・製品開発を進めてきました。水素エネルギー研究開発センターは、それら水素に関する機器・システム制御技術の検証・実証と水素エネルギーソリューション開発の役割で企画されました。また研究開発の場だけでなく建築、プロダクツ、UX等専門分野のデザイナーが様々なタッチポイントをデザインし、目には見えない水素とそれが実現する水素社会を可視化しました。来館したお客様に水素エネルギーのポテンシャルを感じていただき、さらには日本から世界へ向けた水素社会を加速するムーブメント発信の場を目指しています。

プロデューサー

株式会社東芝 次世代エネルギー事業開発プロジェクトチーム プロジェクトマネージャー 前川 治

ディレクター

株式会社東芝 デザインセンター デザイン第一部 社会システム担当 参事 横内 恭人

デザイナー

東芝デザインセンター 大向 真哉、椎野 康弘+一級建築士事務所UA 押尾 章治、大矢英作+スタジオ福デ 福田 秀之+タクラム・デザイン・エンジニアリング 緒方 壽人、谷口 靖太郎、各務 太郎+メタファ 永嶋 敏之

詳細情報

http://www.toshiba.co.jp/newenergy/

利用開始
2015年4月
販売地域

国内・海外共通仕様

設置場所

〒183-8511 東京都府中市東芝町1 東芝府中事業所

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

目には見えない水素の技術が人と社会の間をやさしくつないでいく、テクノロジーの庭園を目指しました。

背景

日本が抱える3つのエネルギー問題(低いエネルギー自給率、増加するCO2排出量、不安定な再生可能エネルギー)の解決に貢献すべく、東芝は再生可能エネルギーでつくった水素エネルギーのポテンシャルに着目し、技術・製品開発を進めています。水素は、太陽光や風力と水からつくることができ、資源を輸入に依存する必要がありません。また発電時にCO2を排出しない次世代のクリーンエネルギーとして注目されています。

デザイナーの想い

私たちは普段の生活でスイッチを押せば電気はつくと思いがちかもしれません。東日本大震災で経験したように、もしもの時には電気もストップすることを体験してきました。私たちは将来、エネルギーを安定的に供給を受けられる一つの手段として水素エネルギーを開発しています。水素社会実現に向けての課題は、コスト面含め多々あると思いますが、未来のエネルギーの可能性を感じていただければ幸いです。

企画・開発の意義

水素エネルギーを研究開発する社内ラボとしてだけでなく、水素エネルギーとそれが実現する水素社会を可視化することで、水素エネルギーを理解いただき、そのポテンシャルを感じ取っていただく。さらには日本から世界へ向けた水素社会推進への貢献とムーブメント発信の場として当センターが機能していくよう意図しました。

創意工夫

建築、空間、装置システム、情報、グラフィック等全てのデザインをゼロから、顧客体験のストーリーに沿って統合的に組み上げました。案内状から始まり、エントランス、水素エネルギーの仕組みの理解、社会背景、未来に向けての展望、そして現状の技術を実際に稼働しているシステムで体感いただき、今後につなげていくまでのプロセスにおける様々なタッチポイントを隈なくデザインしました。これを実現するに当たり、多くの専門分野のデザイナーと連携し、建設現場内でディスカッションしながら共に創りあげました。また、常にプロトタイピングを行い、関係者間の意思疎通を確認しながら完成イメージを共有することで、非常に短期間で完成することができました。

仕様

寸法:50m x 20m 、延床面積:897.309m2

どこで購入できるか、
どこで見られるか

社内施設のため、一般公開はしておりません。見学は東芝グループ従業員の予約、同行が必要です。
株式会社東芝ホームページ 東芝が目指す水素社会

審査委員の評価

次世代のエネルギーとして期待される「水素」の可能性を、創意と工夫をこらしたデザインによって表現し、新しい技術の情報の発信拠点としてつくりあげている。新しいエネルギーとそれらがもたらす新たな社会を可視化することで、クリーンな水素社会の実現を推進する大きな力となることを期待する。

担当審査委員| 永井 一史   柴田 文江  

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