GOOD DESIGN AWARD

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CC

2015

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
トイレ清掃用具 [フロートトイレクリーナー&ケース]
事業主体名
ヨコズナクリエーション株式会社
分類
生活・日用品、雑貨
受賞企業
ヨコズナクリエーション株式会社 (和歌山県)
受賞番号
15G020162
受賞概要
2015年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

トイレクリーナーを清潔に空中収納できるトイレクリーナー&ケース。クリーナーの持ち手の先とクリーナーを収納するケース本体のステッキ型持ち手の先に磁石が内蔵されており、磁石の力でクリーナーを空中に吊り下げた状態に保ち、かつ簡単につけ外しができる。ケースは持ち運びしやすいステッキ型持ち手になっている。トイレケースを便器の近くまで持って行けるのでクリーナーから床への水垂れを防ぐ事ができる。クリーナーは防汚コーティングした便器を傷つけない「水だけで汚れを落とす」特殊な繊維を使用。クリーナーはソフトで弾力のある球状になっているので便器のフチ裏も洗いやすい。

プロデューサー

鳥井 俊幸

ディレクター

井谷 育宏

デザイナー

末吉 広和

Designer:H.Sueyoshi

詳細情報

http://yokozuna-cre.jp

発売
2015年2月20日
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

背景

ケース付のトイレブラシは収納時ブラシの部分がケースの底に接触するものが多い。 乾きも遅く不衛生である。トイレブラシを付属のケースに収納時、ブラシがケースの底に接触しない製品の開発を行う。又、近年開発されている陶器の便器は汚れ防止の防汚加工が施されている。防汚加工(防汚コーティング)された便器のコーティングをブラッシングで傷をつけて落としてしまわないクリーナーが必要である。

経緯とその成果

トイレクリーナーを清潔で衛生的に収納できる。便器を傷つけない。持ち運びが簡単。スタイリッシュ。

デザイナーの想い

近年のスタイリッシュなトイレ空間に溶け込むカタチを意識し、清掃用具としての存在感を主張し過ぎず、空間に調和するクリーナーを目指しました。機能や衛生面はもとより、クリーナーの特性を全て無理なく内包。清掃から収納までの一連の動作とカタチが連動しており、ユーザーが直感的にその使い心地を体感できるデザインに落とし込みました。

企画・開発の意義

トイレクリーナーを付属のケースの底に接触しないよう宙に浮いた状態を保つトイレクリーナー&ケースを提供する。クリーナーは防汚コーティング加工をされた便器を傷つけないソフトな素材を使用。ケースから突き出たポールはステッキ型持ち手になっていてケースに触れずに持ち運びができる。ポールとグリップ部の接続部分は外観からはわからないようにし、あたかも1本のポールのように見えるスタイリッシュなデザインとする。

創意工夫

トイレクリーナーを清潔に保つにはクリーナーを早く乾燥させる事である。それにはクリーナーを付属のケースの底に接触しないよう宙に浮いた状態にする事である。開発商品はケースから突き出たポールに磁石を内蔵させ、かつクリーナーの柄のグリップ部にも磁石を内蔵させる。クリーナー部はケースから突き出たポールに磁石で吊り下げられた状態になる。ポールとグリップの接触部分は外観からはわからないようにし、あたかも1本のポールのように見えるデザインとする。ポールはステッキ状にし持ち運びしやすくした。クリーナー部は防汚コーティングされた便器を傷つけない柔らかい繊維のクリーナーとする。植毛ブラシよりも水を含み重くなるので容易に脱落しない構造にしなければならない。磁石は外部から見えないよう覆い隠したい。磁石同士が少し離れた状態になるので磁力が弱まる。多少の衝撃ではクリーナーが落下せず、かつ容易に着脱できる磁力を模索した。

仕様

寸法 W92㎜×D130㎜×H385㎜  重量 284g 本体:ABS樹脂 持ち手・クリーナー柄・リング:ポリプロピレン クリーナーの繊維:ポリエステル 磁石:鉄 耐熱温度:約90℃

どこで購入できるか、
どこで見られるか

東急ハンズ、ロフト、オリンピック、メガドンキ、スーパーバリュー、タイム、マルニ、ハンズマン、迫田家具
YOKOZUNA ONLIN SHOP

審査委員の評価

従来のトイレブラシは、ブラシ部分がケースの底に接触することで、結果として水が溜まり不衛生な場合が多い。そんな欠点を、クリーナー本体とケースに磁石を内蔵させることにより、クリーナーを宙に吊り下げることで解決したデザインが評価された。本体とケースを容易に付け外しすることができ、なおかつ衝撃などで簡単にクリーナーが落下しない、微妙な磁力のさじ加減がこの製品の肝となるが、その点はしっかりとクリアされており、また、クリーナーの素材は、水だけで汚れを落とす柔らかな特殊繊維を採用することで、防汚コーティングされている便器を傷つけることも無く、ブラシと比べ乾きも良いように思われる。さらに、軽量なケース本体とクリーナーを吊り下げるためのケースの形状により、ケース本体に直接触れずに持ち運びができることで、清掃後の水垂れを防ぐといった新たな用途が生まれている点も注目に値する。

担当審査委員| 佐々木 千穂   中坊 壮介   濱田 芳治   平林 奈緒美   山田 遊   Boonsanong Ratanasoontragul  

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