GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ギフト用木箱 [使えて楽しい・木のギフトボックスシリーズ]
事業主体名
カネコ総業株式会社
分類
個人・家庭用のパッケージ
受賞企業
カネコ総業株式会社 (新潟県)
受賞番号
14G121022
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ダンボールやプラスチックケースの普及以前、ものを運ぶための梱包は、木箱、木枠でした。本来の目的に使われたあとのりんご箱、みかん箱、茶箱などは店舗や家庭でさまざまな用途に活用されてきました。そこで杉の間伐材の使用を前提に、再利用を促すデザインを施したギフト用木箱を企画、シリーズ製品化しました。

プロデューサー

カネコ総業株式会社 代表取締役社長 金子 薫

ディレクター

シーダブリュエス 代表 堀越 敏晴

デザイナー

堀越 敏晴 インダストリアルデザイナー

詳細情報

http://www.kaneko-sougyo.com/

発売予定
2014年10月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

製品保護という本来の用途のあとの、再利用を促すカタチをデザインしたギフト包装材。

背景

ダンボールやプラスチックケースの普及以前、りんご、みかん、茶、一升びん、ビール瓶、かってこれらのものを運ぶための梱包は、木箱、木枠でした。本来の目的に使われたあとのりんご箱、みかん箱、茶箱などは、店舗や家庭でさまざまな用途に再利用、活用されてきました。間伐材の中でも活用が進まないとされる中径材を使って、リユースを前提としたギフトパッケージをデザイン、シリーズ製品化しました。

デザイナーの想い

新潟の木工工場で、“国光”と書かれた古いリンゴ箱が、型枠や工具入れとして使われているのを見て、懐かしさと共に、一次使用を経て、二次的に役に立つ木箱、木枠を再認識するとともに、その復権を考えた。

企画・開発の意義

量産されるダンボールより高価であるが、木の箱でギフトをいただく喜びとともに、その箱を自由に発想し、活用する楽しみも一緒に贈るという新しい価値を提案する。

創意工夫

製品の売込み先ともなる、企業所在地である新潟県の産物の選定、その物品を保護輸送出来る形状、他の包装と比較しコストを抑える工夫、同時に天然木とはいえ低質材ゆえ下位用途となるが、リユースを想定したデザインを進めるため、現代の生活シーンと用品について検討し、新たな価値を創造する工夫が必要であった。

仕様

杉材、122×122×315mmから140×170×330mm程度の大きさ、米パック(3kg)、日本酒(4合瓶)、ワイン、果物などが入る木箱ならびに木枠。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

カネコ総業株式会社

審査委員の評価

製品を保護し、輸送するというパッケージ本来の用途だけではなく、役目を終えた後の事も考慮している。捨てたくないパッケージというものはこれまでもあったが、もっと積極的に生活の中で活用していこうというアプローチが興味深い。果実用のボックスが日時計として、お米用のボックスが小鳥用巣箱に、といったように、送る側にも受け取る側にも、その箱を自由に発想するという魅力が加えられている。本来、土農具メーカーである同社が工場の遊休機械を活用して作り上げたこの製品。環境に配慮した木材活用、FSC認証材でありながら、低コスト化も配慮されている。今後本格的な製品化を目指すとの事だが、今回受賞したアイデアのみならず、さらに幅を広げて多様なギフトボックスを展開してほしい。

担当審査委員| 永井 一史   鹿野 護   久保田 晃弘   遠山 正道   中谷 日出  

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