GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
買い物袋用木の持ち手 [シェイク ハンドル]
事業主体名
株式会社HARIYA
分類
個人・家庭用のパッケージ
受賞企業
株式会社HARIYA (東京都)
株式会社桜 (東京都)
受賞番号
14G121021
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

このパッケージは、間伐材を有効利用した買い物袋用木の持ち手「シェイクハンドル」のパッケージです。当商品は二つのことを実現しました。ひとつは日本の森から生まれる「間伐材」を有効利用すること。二つ目は毎日の買い物におけるストレスを解消することです。毎日の買い物で商品を詰め込んだ重いレジ袋を持つ時、当商品を利用すると買い物袋の重さと、痛みが軽減されます。またパッケージには、間伐材から削りだす際にでる端材を緩衝剤として使用し、かつ使用している紙はFSCを使用しています。当商品をケースから取り出す様は、間伐材の角材から商品が生まれたことを直感的に理解できます。

プロデューサー

株式会社HARIYA 代表取締役 針谷誠児+長田敏希+株式会社桜 代表取締役 安田健一

ディレクター

株式会社HARIYA 代表取締役 針谷誠児+長田敏希+株式会社桜 代表取締役 安田健一

デザイナー

株式会社HARIYA 代表取締役 針谷誠児+長田敏希

詳細情報

http://www.shakehandle.jp

発売予定
2014年10月20日
価格

5,000 ~ 7,000円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「間伐材の有効利用を伝える無駄のないデザイン」。

背景

現在、日本の木材は長期的な価格低迷に悩まされています。そのことで日本の森に必要な整備(間伐)が十分に行われておらず、そこに生息する生物や水を浄化し蓄積するなどの森の役割が十分に機能しないという危機にみまわれています。そこで私たちは森を整備する時に発生する間伐材の有効利用に着目しました。

デザイナーの想い

間伐材から生まれた商品と分かるよう、間伐材そのもののイメージをパッケージに取り入れ、木目を活かしたデザインを重視しました。買い物袋をひっかける穴がはまる部分は、機械作業であれば製造スピードはあがりますが、手に握ったときのなめらかさを重視するために、職人の手作業にこだわりました。

企画・開発の意義

間伐材の有効利用を目的とした商品のパッケージだからこそ、商品を製造する際の端材も、さらに有効利用できるパッケージデザインとしました。毎日使う商品だから永くつかってほしい。その思いで、何度も繰り返し収納できるケースを開発。無垢のままの肌触りを活かしています。

創意工夫

当パッケージの材料は国内の間伐材を使用。削りだす際の、周り木をそのままパッケージとして利用することで、より無駄のない材料調達を実現しました。木目の美しさとぬくもりを体感していただくためにケースや商品は、無垢のまま。商品の構造は買い物をするひとが握りやすいアーチ形状とし、説明書がなくても用途が理解できるシンプルなデザインです。職人がひとつひとつ間伐材から削りだして製造するため、接着面がありません。間伐材再利用と買い物袋の重さからの解放という二つの課題を解決しつつ、毎日の買い物スタイルを便利に、オシャレに演出する商品を、美しく収納できるケース兼パッケージを開発しました。

仕様

寸法:幅12.8cmm 奥行き3cmm 高さ5cmm 材料:間伐材(檜) 形状:1本の木材から削り出すことで継ぎ目がなく、手で握る事と腕に掛ける事を両立した緩やかなアーチ状の手さげ袋用取っ手のパッケージ

審査委員の評価

職人がひとつひとつ手作業で削り出した、美しいフォルム。無垢で暖かな印象の質感に、思わず手にしてみたくなる魅力を感じる。実際に触れてみると、接着面のない滑らかな肌触りに感心するとともに、やわらかな安堵感を感じる。何気ないこの小さな道具は、毎日の買い物で感じるストレスを軽減させるに違いない。また本体だけでなく、収納パッケージにも削り出した際の間伐材を再利用するなど、コンセプトを強く重視した姿勢がうかがえる。今後も林業と生活者、そして様々な機関をデザインでつなげ、長期的にプロジェクトを展開してほしい。

担当審査委員| 永井 一史   鹿野 護   久保田 晃弘   遠山 正道   中谷 日出  

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