GOOD DESIGN AWARD

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2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

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受賞対象名
ミシン [OEKAKI 50]
事業主体名
アイシン精機株式会社
分類
生活家電、音響機器、照明器具
受賞企業
アイシン精機株式会社 (愛知県)
受賞番号
14G040306
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

絵をかくように自由に刺繍ができるミシンです。フットコントローラーの踏み加減で縫い幅が変化する機能をもち、布を自動で送る機能は使わずに自ら布を動かして刺繍をすることができます。楽しく自由に使ってもらいたいと思い、この機能をOEKAKIと名付けました。誰にでもわかりやすく使えるように、糸かけの仕方を言語レスでボディにプリント。また、糸通しやOEKAKIモードへのセッティング方法を忘れた際に、わざわざ分厚い説明書を出してこなくてもいいように、言語レスのクイックガイドをミシンに搭載しました。

プロデューサー

アイシン精機株式会社

ディレクター

アイシン精機株式会社 デザイン部 部長 岡 雄一郎

デザイナー

アイシン精機株式会社 デザイン部 新出 佳弘

詳細情報

http://www.toyotaoekakiworld.com/

発売予定
2014年7月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

手作りの楽しさを感じさせるデザイン。使いやすさにこだわったデザイン。

背景

私たちの暮らしから手作りの文化が減少し、衣服にしても既製品を購入する生活が中心となりました。近年はミシンを使って自分で作ること、創造する楽しみというものがなくなりつつあります。使いたい時に押し入れの隅にほこりをかぶった状態で出すのも面倒。いざ使おうとしても使い方を忘れてしまっている状態です。ミシンをもっと気軽に楽しく使えるようにして手作り文化を身近にしたいという思いからこのミシンを開発しました。

デザイナーの想い

ミシンは家庭で夢や気持ちを形にする素敵な商品です。また、ミシンは発祥から250年の歴史を持つマシンの語源でもある伝統的な工業製品です。そんなミシンの楽しさや魅力をより多くの人に感じてもらえる事で、手作りの魅力と歴史あるミシンの魅力を再発見してもらい、消費中心の社会を個人レベルから文化性の高い社会へ変化して行く為の手助けになればと想いデザインしました。

企画・開発の意義

OEKAKIという自由で創作的な縫い方を通して、ミシンを使って物を作るということの楽しさをもう一度社会に伝えようとしました。もっとミシンが身近に感じられるようにインテリアに置いておきたい魅力的な外観をもたせ、作業しやすい工夫と迷わず使える工夫を行い、ストレスなく創作活動ができるようにすることで、手作りの魅力を社会に広め、よりエコで文化的な社会になるように貢献したいと思いました。

創意工夫

特徴的なシルエットとカラーで従来のミシンのイメージを払拭し、インテリアエレメントとして成立するデザインを目指しました。人間工学に基づいた、見やすい針もと、使いやすいテーブルの高さ、形状を採用し、誰もが見てわかる糸のセッティング方法を本体にプリントしました。また、使い方に迷ったら、本体に搭載されたクイックガイドで初心者や操作方法を忘れた人でも安心して使用する事ができます。購入したらすぐ、おえかきのように自由に刺繍ができるようにスターターキットを同梱。簡単にOEKAKIの楽しさを体感してもらえるようにして創作意欲がさらに高まる工夫をしました。

仕様

ミシン本体サイズ[W470×L234×H294(mm)]

審査委員の評価

伝統的工業製品であるミシンのデザイン価値を高めることによって、創造する喜びを啓蒙したいという思いが美しい造形として実現されたプロダクトである。フォルムは整理された曲面と気持ちの良いエッジで構成され、コントローラーなど細部までデザインの配慮が行き届いておりデザイナーの製品への思いが伝わってくる。またカラーのチョイスが気持ちよく、置かれる部屋のイメージが膨らむ。新規性のある「お絵かき」をはじめとする機能とフォルム・カラーが相乗効果となって「ソーイングの楽しさや可能性を感じさせ、楽しい『ここち』が満ちている」と、高い評価を得た製品である。

担当審査委員| 柴田 文江   澄川 伸一   長町 志穂   松田 朋春  

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