GOOD DESIGN AWARD

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CC

2014

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
ガラス食器 [RYUKYU AI GLASS]
事業主体名
株式会社グラスアート藍
分類
生活・家庭用品、キッチン用品
受賞企業
株式会社グラスアート藍 (沖縄県)
受賞番号
14G030162
受賞概要
2014年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「RYUKYU AI GLASS」は「ガラスを通して、沖縄の精神・文化を伝える事」をコンセプトに「琉球ガラスの新しいカタチ」を提案。「これまでの琉球ガラスの手法」と弊社が独自に積上げてきた「タイル技術の融合による新しい工芸技術」により、今までにないお皿を誕生させました。「RYUKYU AI GLASS」のお皿は、世界に誇る「守礼の心」を宿す器。かつて交易の場として栄えた琉球には、人と文化の出逢いを豊かに発展させてきた「守礼の邦の精神」がありました。媚びない美しさ、礼を備えた琉球のおもてなし文化と、時代を捉え輝き続ける琉球ガラスの技術を重ね合わせ生まれた琉球モダンな「晴れの日の器」をご覧下さい。

プロデューサー

株式会社グラスアート藍 寿紗代

デザイナー

株式会社グラスアート藍 寿紗代+ムラサワデザイン 村澤一晃

詳細情報

http://www.glassart-ai.jp/

発売
2014年6月
価格

12,000 ~ 38,000円 (税抜き価格)

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

「ガラスを通して、沖縄の精神・文化を伝える事」をコンセプトに「琉球ガラスの新しいカタチ」を提案する。

背景

「琉球ガラス」は、戦前は生活用品として、戦後は米国文化流入と共に土産市場へと需要を見出し、沖縄の時代変遷の中で柔軟に息づいてきた。近年は、観光産業の土産市場の中で存続。しかし、市場特性ゆえに季節変動や一回性の購入になりやすく、価格競争や大量生産優先の外的市場要因が重なり、品質向上や人材育成など足元の文化工芸価値が背後に埋もれる状況を危惧。観光産業から脱却し新たな市場価値を生み出す必要性を感じ企画。

デザイナーの想い

琉球ガラスの強みを再考し、国内外へガラスを通して沖縄の精神文化を伝える事をテーマに開発。物事を寛容に受入れ融合する事に長けている沖縄の「チャンプルー文化」の中で、琉球ガラスも例外なく時代変遷と共に良い所を取入れ新しいものを生み出す「柔軟性」を持ち発展してきました。その強みを生かし、100%再生可能なガラス素材で、沖縄に根づく歴史・文化・工芸技術を融合した新たなカタチ、価値創出に挑戦しています。

企画・開発の意義

1.沖縄の土地だからこそできる地域工芸ブランドの価値を高める。価格競争・量産体制に負けない付加価値を提供し、国内外へ琉球ガラスを通し、沖縄文化の魅力を伝え触れる可能性を拡げること。2.琉球ガラスの主軸である吹きガラス製法では人材育成に年数を要し、生産効率が悪い中、土産市場では価格競争や量産が求められ、海外の模倣品が流入する問題がある。「生産体制」「市場」「人材育成」に働きかけ、好循環を図る。

創意工夫

沖縄の土地だからこそできる表現にこだわった。 「守礼の邦の精神」に根付くおもてなし文化を表現するにふさわしい、歓迎門出を演出する「晴れの日の器」を開発。「これまでの琉球ガラスの手法」と弊社が独自に積み上げてきた「ガラスタイル技術の融合による新しい工芸技術」により、最大48㎝の特大皿製法を可能にし、優しくそり上がるスクエアなフォルムと感性を刺激するデザインは新たな琉球ガラスの世界を表現。中でも「RYUKYU AI GLASS」を代表する「minamo皿」は、ガラスの再生利用をルーツにもつ琉球ガラスの原点回帰とも言えるシリーズ。2013年よりデザイナーの村澤一晃氏と共に開発に取り組んできた「minamo皿」は、100%再生可能なガラスの特性をフルに生かし、本来ガラスに求められる透明な輝き、薄さとは真逆の丈夫で厚みのある存在感。ガラスを再生利用する事で環境へも配慮。一期一会の表情が魅力。

仕様

1、商品名:「minamo皿」「ウージ皿」 2、仕様:最大48㎝の特大皿製法を可能にし、優しくそり上がるスクエアなフォルムと感性を刺激するデザイン 3、サイズ: ①約400㎜×200㎜角 ②約295㎜×295㎜角 ③約475㎜×475㎜角

どこで購入できるか、
どこで見られるか

①実店舗販売:株式会社グラスアート藍 ②ネット販売:グラスアート藍のオンラインショップ
グラスアート藍 ホームページ
グラスアート藍 オンラインショップ

審査委員の評価

琉球ガラスの技法も守りながらも、タイル技術を用いることで新たな可能性を探り、魅力的な表現を実現している。特に、デザイン表現の工夫により新しい素材感を生み出すことに成功している。ガラスならではの、再生利用が可能であるという特徴が活かされていることから、デザインにおけるサスティナブルなアプローチの事例としても評価できる。

担当審査委員| 山本 秀夫   池田 美奈子   佐藤 弘喜   須藤 玲子  

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