GOOD DESIGN AWARD

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2013

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
歯科用口腔内カメラ/モニター システム [デンタルアイ EJ-CA01NPA]
事業主体名
パナソニック ヘルスケア株式会社
分類
研究・教育・医療のための機器・設備
受賞企業
パナソニック ヘルスケア株式会社 (東京都)
受賞番号
13G070671
受賞概要
2013年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本製品は、歯科用口腔内カメラ「デンタルアイ」に接続して使用する専用ポータブルモニターとのセットである。従来、歯科用口腔内カメラ画像の記録は既存のPCへ接続して行っていたが、このモニターはPCレスでカメラと直接接続できる。さらにカメラのシャッターと連動して静止画が表示され、同時に、SDカードに自動でデータ保存を行うなど 簡単・手軽に撮影/表示/記録することができる。また、訪問診療や在宅介護における検診など病院外での使用に対応するため、グリップベルトを標準装備し、かつ「デンタルアイ」とセットでコンパクトに持ち運びしやすいシステムとした。

プロデューサー

パナソニック ヘルスケア株式会社 インキュベーションセンター 池内孝一

ディレクター

パナソニック ヘルスケア株式会社 技術推進センター 技術推進第1グループ 二宮滋忠

デザイナー

パナソニック ヘルスケア株式会社 技術推進センター 技術推進第1グループ 篠原紀行、森政和

詳細情報

http://panasonic.biz/healthcare/dental_i/p_monitor/index.html

発売
2012年10月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

モニターを操作しなくても、カメラ側を操作するだけで、撮影・保存が可能で、医師はストレスなく操作することが出来る。また、患者・家族に口腔内画像を見せながら、診察内容の説明をその場ですぐに行えるため、効率的な診療を行える。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

これまで病院・クリニックへの通院が困難で、訪問診療を受けていた在宅や介護施設にいる患者の場合も、本製品によって口腔内の画像を、その場ですぐに確認して説明を聞くことができるため、満足度の高い歯科診療を受けられる。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

高齢化社会において通院困難な患者が急増し、多くの患者が在宅あるいは介護施設において訪問診療を受けているがそれに対応した機器が少なかった。本製品を供給することで歯科医院に近い診療を、在宅もしくは介護現場で可能にし、今後の訪問診療ビジネスの発展や患者のQOLの向上の一助となる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

医療費の高騰は大きな社会問題として捉えられており、その対策の一つとして、口腔ケアに関する国の施策も訪問歯科診断における保険点数の付与(平成24年診療報酬改訂)など、「治療」から「予防」へのシフトが明確に進んでいる。それをサポートする本製品はそういった社会問題の解決の一助になり得ると考える。

ユーザー・社会に伝えたいこと

東日本大震災で高齢者が誤嚥性肺炎を起こして死亡する問題が多く取り上げられ口腔ケアの重要性が再認識された。口腔内ケアは誤嚥性肺炎のリスクを下げ、口腔疾患を予防し医療費の削減にも繋がる。また、これまで病院へ出かけるのが難しかった患者が、この口腔内カメラシステムを訪問診療で利用することにより、口腔内の状況を正確に把握し、前向きに治療することができると考える。

審査委員の評価

当歯科用腔内カメラ/モニターシステムは、2011年度グッドデザイン賞を受賞した歯科用口腔内カメラ[デンタルアイEJ-CA01NP]を、訪問診療でも使用できるようにポータブルモニターと組み合わせたシステムである。口腔内の撮影にPCを必要としないため、介護施設や在宅介護などにおける訪問診療の要求の高まりに合った医療機器と言える。モニターのグリップベルトに手を通すと、片手でも安心してモニターをホールドすることができた。モニター上の操作ボタン類は全てグリップ側にレイアウトされており、ワンハンドオペレーションも容易だが、市販の三脚に取り付けることもできるため、使用状況に合わせて柔軟な使い方ができるよう配慮されている。既存の歯科用口腔内カメラの特性を活かしながら、専用ポータブルモニターを加えることによって活用範囲を拡げた地道で丁寧なデザインへの取り組みを評価した。

担当審査委員| 安次富 隆   内田 まほろ   重野 貴   村上 存  

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