GOOD DESIGN AWARD

閉じる
キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
デジタルカメラ [FUJIFILM XF1]
事業主体名
富士フイルム株式会社
分類
個人・家庭のための情報機器・設備
受賞企業
富士フイルム株式会社 (東京都)
受賞番号
12GA10408
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

FUJIFILM XF1は、Xシリーズの流れを汲むプレミアムコンパクトカメラである。X100と同様なシルバーの軍艦に人工皮革を巻いたカメラらしいクラシックなデザイン。「2/3inchCMOSセンサー」、「F1.8の明るいレンズ」、「広角25mmからの4倍マニュアルズーム(沈胴式)」、「レンズ部をボディに沈胴することで携帯性に富むシンプルで高品位な外観」またインターフェースは、ズーム操作などに連動する「カメラらしいグラフィク表現のGUI」、撮影機能をダイレクトに設定できる「E-Fnボタン」などを搭載した。

プロデューサー

富士フイルム株式会社 電子映像事業部

ディレクター

富士フイルム株式会社 デザインセンター デザインディレクター 堀切 和久

デザイナー

富士フイルム株式会社 デザインセンター 今井 雅純、佐久間 奈々恵

発売予定
2012年10月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

昨今の画素数やレンズ倍率などの競争に特化しない、カメラとしての基本機能である①開放F値1.8の明るい光学レンズ②2/3inchの大型センサー③往年のカメラらしい外観④マニュアル感を大切にしたズーム操作など「カメラ」としての本質を見極めることで、コンパクトデジタルカメラでは難しい「長く使え陳腐化しない製品」を目指した。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

「マニュアルズーム式のレンズ部をボディに沈胴し「持ち歩きたくなる」サイズ/重量で機動性を高めた。またズーム操作などに連動する「カメラらしいグラフィク表現のGUI」、撮影機能をダイレクトに設定できる「E-Fnボタン」などを搭載し快適かつ使い易さを追求した。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

「所有したくなる」往年のカメラらしい外観(上下軍艦+レザー貼り)と、金属を削り出したレンズ鏡筒部やダイヤル類のディテール。そんな愛着の湧くカメラを手にすることで、人々のクリエイティビティーが喚起され、日常や身の回りの出来事を記録した「写真」が「小さな作品」となり、その一連の行為が人々に豊かさを提供する。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

「マニュアルズーム式のレンズ部をボディに沈胴するという画期的な機構を実現させ技術革新をもたらした。新興国生産では実現が困難である「高付加価値な素材」「高度な加工技術」「高品位な外観品質」を、日本の高度な技術(ノウハウ)を活用することで解決し、国内産業の活性化にも貢献した。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

昨今の画素数やレンズ倍率などの競争に特化しない、カメラとしての基本機能である①開放F値1.8の明るい光学レンズ②2/3inchの大型センサー④往年のカメラらしい外観⑤マニュアル感を大切にしたズーム操作など「カメラ」としての本質を見極めることで、コンパクトデジタルカメラでは難しい「長く使え陳腐化しない製品」を目指した。

ユーザー・社会に伝えたいこと

FUJIFILM XF1は、Xシリーズの流れを汲むプレミアムコンパクトとして、「撮る道具」としての本質、カメラとしての愉しみ、を具現化することに注力した。同時に「持ち歩くもの」としてのコンパクトで携帯性に優れたボディと、段差の少ないフラットでソリッドなデザインを追求した。この製品を通して、写真の楽しさ「撮る歓び・操作する歓び」を体験していただきたい。

審査委員の評価

高品位で小さいモノには、何かしら可愛らしさと大切にしたい気持ちがわくもの。このカメラは、コンパクトカメラのコンサバ感には無い、大切にしたい「愛着」を生むデザインが感じられる。削り出しの鏡胴部やダイヤルのディテール、fujinonのロゴの入ったレンズ鏡胴の佇まい、人工皮革巻のボディ、すっきりしたミニマルな軍艦部、いずれも高品質のための舞台装置に思える。また、フルマニュアルズームは直観的に操作でき、手でズーム調整するしぐさが美しくなるようにデザインされているのが情緒的で嬉しい。(行為のデザイン)。沈胴式レンズが本体に深く入り込み、フラットな軍艦部とも相まって、ポケットなどにスッと入るコンパクト性能や取り出しやすさを実現していることも評価された。

担当審査委員| ムラタ・チアキ   安次富 隆   田子 學   松井 龍哉   渡辺 弘明   渡邉 誠  

ページトップへ