GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
タンブラー [スリール]
事業主体名
東洋佐々木ガラス株式会社
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
東洋佐々木ガラス株式会社 (東京都)
受賞番号
12GA10225
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

このグラスシリーズは、家庭での日常の食生活で、扱い易く永く使い続けることができるガラス食器の提供を目的としています。シリーズは4種類のサイズと容量で構成され、家庭内で飲まれる様々な飲料に対応ができる他、グラス自体を軽量化し破損し易い口部に強化加工を施す事により、子供から年配者まで安心して使うことができる使い易さと耐久性を両立させています。外形状は昨年の震災以降、マインドとして求められるようになった、優しさ、柔らかさをテーマにデザインし、温かな家庭内での食生活を支える日常のグラスとして長期的な支持が期待できる製品です。

プロデューサー

戸田逸男

ディレクター

富樫亜人

デザイナー

家村昭二朗

詳細情報

http://www.toyo.sasaki.co.jp/

発売
2011年10月20日
価格

380 ~ 400円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

一般的にグラスは、厚肉の製品は壊れにくいが重量が重く、薄肉で軽いものは壊れやすい印象を与えます。応募対象品は、家庭での日常使いで必要充分な強度、ごく自然に生活の中に溶け込む使いやすい形状、使い手の気持ちが和む佇まいなどを成立させる事で、長く愛され続ける普遍的なグラスのデザインに取り組みました。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

心地良く使用できるグラスのデザイン要素として、口当たり、持ち心地、飲料をより美味しく感じさせる形状が挙げられます。応募対象品は、口部をやや外側に傾け薄口肉を具現化する事で口当たりの心地良さを実現しました。さらに小指が掛るグラス下部の直径を小さく、長い中指と人差し指が掛る位置の直径を大きく膨らます事でホールド感を増し、曲線の多用で有機的かつ優しさを感じる意匠を実現しました。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

一般には薄く軽いグラスを使う際に「破損」が心配されます。応募対象品は、薄過ぎる印象を与えない口肉厚1.6mmの設計とし、更に口部に物理強化加工を施す事で製品に安心感を与えました。製品に付属のシオリにも口部強化製品であることを表現しています。丁度良く心地良い設計思想により家庭で安心して永く使える製品を提供します。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

日本の食生活や体のサイズにマッチした使い易い製品を国内メーカーが市場提供することは、国産品の品質の良さを再認識する生活者を増加させ、ガラス食器以外の業種も含めた国内産業の活性化に結び付くと考えます。応募対象品もそのような役割において十分に貢献できると考えています。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

家庭内で家族が食事をする事は、様々な価値観や年齢の生活者が同じ製品を使う事が想定されます。応募対象品は、女性や子供のほか、握力の弱い高齢者も安心して使えるように、不安感を与えない範囲での軽量感と持ち易い形状の設計に注力しました。口部に物理強化加工を施す事での破損減少は、間接的に環境配慮にも繋がると考えます。

ユーザー・社会に伝えたいこと

デザインコンセプトを「思わず使ってみたくなる長く愛されるグラスデザイン」とし、家庭の中に自然に溶け込むベーシックデザインを目指しました。軽く薄く透明感あふれる姿はいまどきの明るいインテリアにマッチし、日常使いで必要充分な肉厚に対し口部強化加工を施す事で使い勝手の良さも考えられています。小さな子供から年配者までの幅広い年齢層のユーザーが様々な飲料を楽しむことのできるグラスです。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

全国の雑貨店、量販店などの小売店
東洋佐々木ガラスグラスモール

審査委員の評価

手にとったときに、驚くほど軽く、手になじみやすい。良心的な価格ともあわせ、作り手の「永く使い続けて欲しい」との思いが、素直に伝わってくることに好感が持てる。

担当審査委員| 和田 達也   岩崎 一郎   後藤 禎祐   佐々木 千穂  

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