GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
LEDランプパッケージ [E-CORE LEDランプ 欧州向けパッケージ]
事業主体名
海外事業本部 商品部 商品企画担当
分類
家庭用品・機器・設備
受賞企業
東芝ライテック株式会社 (神奈川県)
受賞番号
12GA10190
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

欧州向けに発売中のLEDランプパッケージで、ランプ本体が宙に浮いて見える特徴的な構造を採用し、独自性と強烈なインパクトで、他社パッケージとの明確な差別化が可能な外観デザインを創出。コストを抑えた仕様を実現する為、一般的で安価なブリスターパックを使い、外周を紙器で囲む画期的な固定法の開発で、商品の保護性や積載性を保ちながら、部材取りの効率化と梱包材の削減を可能にする総合的にバランスのとれたパッケージデザインとなっている。

プロデューサー

東芝ライテック株式会社 海外事業本部 商品部長 通島茂夫

ディレクター

東芝ライテック株式会社 技術本部 技術企画部 デザイン部長 松本潤

デザイナー

東芝ライテック株式会社 技術本部 技術企画部 デザイン部 金子哲也

詳細情報

http://www.toshiba.eu/newlighting/eu/consumer/

発売
2011年10月
販売地域

国外市場向け

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

部材取りと積載性の向上を考慮したスクエア形状により、商品が見える包装仕様が前提という現地ニーズを満たし、資材節減・輸送効率の向上・梱包材削減など、環境配慮型のパッケージを実現した。商品が宙に浮いて見える特徴的な外観で、独自性とインパクトが付加されたパッケージとなったが、一般的で安価な包装材料を使う構造設計により、トータルコストの抑制にも寄与している。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

視認性を極限まで確保した包装設計により、商品の外観や口金の確認など、ユーザーに必要な情報をより明確に伝達する事が可能で、買い違いリスクを軽減するパッケージとなっている。又、額縁型でスリムなスクエア形状は、手にフィットする構造で掴みやすくなっており、様々な角度からの商品確認や、落下トラブル防止にも寄与する。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

ランプ製品は人の暮らしに密着した公共性の高い商品であり、製品デザインだけで他社との違いを継続するのは非常に困難な商品性を持っている。商品特有の状況を考慮し、他社品との差別化が容易な外観パッケージを創出する事で、東芝LEDランプのアイデンティティを確立し、同機種のリピート購入に繋がる強い印象付けを行う。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

新パッケージの開発では、特殊な素材や機材を一切使用せず、既存の包装仕様を前提に試行錯誤を重ねた。発想の転換で素材の持つ潜在能力を引き出し、一般的なブリスターパックの新たな「見せ方」の可能性を広げたことは、日本の産業全体の底力を広く海外にアピールできる絶好のモデルケースとなる。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

他社品との明確な差異化で、類似した粗悪品との決定的な違いを明確に伝達し、LEDランプ全体の信頼性維持と粗悪品の排除に寄与する。又、スクエア形状は積載性に優れた上に部材取りも良く、余分な緩衝材が不要となる為、資材節減と輸送効率の向上を実現し、環境負荷軽減に寄与している。

ユーザー・社会に伝えたいこと

一見特殊な部材を使って豪華に仕上げたパッケージに見えるが、使用する材料の種類と量は一般的な安価パッケージと同じ仕様であり、構造とデザインで様々な工夫を凝らす事で、見た目とコストの両立を実現している。固定観念に囚われず、制約の中でも試行錯誤を繰り返す事で、包装素材が持つ潜在能力を引き出し、独自性とインパクトだけでない総合的なバランスが整ったパッケージの創出に繋がった。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

欧州のネットショップ及び現地DYストアー
Toshiba New Lighting System

審査委員の評価

商品の保護と積載性というパッケージとしての基本的な機能と、商品の全貌が見られることを両立させたLEDのパッケージ。消費者に必要な情報をビジュアルで的確に提供できる画期的な構造であり、ランプの分野では類を見ない独自性が評価された。また、包財としての機能性を保ちながら資材の無駄を省き、コストを抑える工夫もなされている。商品が見えない箱入りの商品群の中で、明解なコミュニケーション力による差別化が図れることだろう。今後のスタンダードとなる可能性も感じられるデザインである。

担当審査委員| 澄川 伸一   左合 ひとみ   須藤 玲子   蓮見 孝  

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