GOOD DESIGN AWARD

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CC

2012

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
木製玩具 [のびるんちぢむん]
事業主体名
赤石弘幸デザイン事務所
分類
個人用品、育児・介護用品
受賞企業
赤石弘幸デザイン事務所 (青森県)
受賞番号
12GA10087
受賞概要
2012年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

のびるんちぢむんは、車輪が回転しながら前後のアームが伸び縮みする木製玩具。本体中心の車輪に、軸をずらして連結された前後アームが、「1」はカム構造、「2」はクランク構造により、それぞれ伸び縮みする。回転にはより大きい慣性が必要な為、比較的重いヤマザクラを、前後アーム部と小さい車輪には比較的軽いブナを使用している。これら素材は、同じ広葉樹でも木肌の色がそれぞれ違い、それを発見・考察する事で子供の知的興味を引き出し、楽しむ事により「木育」への貢献が期待できる。

プロデューサー

合同会社わらはんど+(地独)青森県産業技術センター 弘前地域研究所

ディレクター

舘山大(弘前地域研究所) 前田直樹(あじゃら工房)

デザイナー

赤石弘幸デザイン事務所 代表 赤石弘幸

詳細情報

http://www5f.biglobe.ne.jp/~artdesign

発売
2009年4月
価格

15,750 ~ 16,800円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

開発・企画について

サステナブル社会(持続可能な社会)の実現に向けて、応募対象が取り組んだこと

人と人が快適に生活する為には、お互いに意見を交わし、考える事が大事。のびるんちぢむんは、大人と子供が動きの面白さや違いなどについて話し合い、構造を考え、木肌の美しさや素材による色の違いを感じ取りながら学んでいく事で、豊かな人材育成と人間教育に貢献できると考え、開発した。

デザインについて

「身体・人間」の視点からみて、応募対象が提供できること

のびるんちぢむんは、健常者は主たる車輪を手で押す事で、障がい者は傾斜台を用いて転がす事で、その動きを楽しむ事ができる。それは大人と小さな子供にも同じ事が言え、全ての利用者にとって動きの楽しさを味わってもらう事ができる木製玩具である。

「生活」の視点からみて、応募対象が提供できること

カム構造とクランク構造からなるアームの動きは、子供はもちろん大人もその楽しさを享受でき、構造を観察し話し合う事により、豊かなコミュニケーションを生み出す。また、ブナとヤマザクラの木肌の色の違いは美しく、「木育」にも繋がる事が期待される。そして使用しない時でも、緩やかな円弧を描く前後アームの美しさはインテリアアートとしても鑑賞に堪え得るものである。

「産業」の視点からみて、応募対象が提供できること

ブナは狂いが生じやすく、住宅はもとより大型の物品には使用しづらい素材であるが、玩具のように小さな製品にはその影響は受け難いもので、木の有効利用に繋がり、また、これらを製作する事により、斜陽化する木工業界にも一助と成り得るものである。

「社会・環境」の視点からみて、応募対象が提供できること

動きの面白さと木肌の美しさを持つ本商品は、大人と子供、健常者と障がい者、もちろん男女問わず楽しむ事ができ、楽しさと美しさについて話し合い、構造を考え合う事により、人と人との豊かなコミュニケーションを構築する事ができるものである。

ユーザー・社会に伝えたいこと

のびるんちぢむんは、大きな車輪を軽く手で押す事で、伸びたり縮んだり、とても楽しい動きをする木製玩具です。親子で、皆様でお楽しみいただき、その構造を観察し、また、ブナとヤマザクラの木肌の美しさについて話し合ってみて下さい。それがきっと、豊かなコミュニケーションや、豊かな生活に繋がります。

どこで購入できるか、
どこで見られるか

トイ・ギャラリーApty(東京おもちゃ美術館内)

審査委員の評価

大きさの異なる車輪の組み合わせによって、ユニークな動きをする玩具であり、子どもが好奇心を持って遊べる製品である。「のびるんちぢむん」というネーミングも、製品の特徴を伝えながら、ユーモラスで楽しい響きがあって好感が持てる。カム構造とクランク構造を上手く組み合わせて、シンプルに見えながら楽しい玩具を生み出している。ヤマザクラとブナという性質の異なる素材を適所に使い分けている点も評価したい。

担当審査委員| 戸谷 毅史   川島 蓉子   サイトウマコト   廣田 尚子   山田 晃三  

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