GOOD DESIGN AWARD

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CC

2008

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
携帯電話 [au W61SA]
事業主体名
KDDI株式会社
領域/分類
移動・ネットワーク領域/情報の移動 - 個人が使う情報機器
受賞企業
京セラ株式会社 (京都府)
受賞番号
08C13026
受賞概要
2008年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

3インチのフルワイド有機ELディスプレイを備えたau向けWINサービス対応のスライド型携帯電話機。テレビのような全面ディスプレイの映像が楽しめる「Full Frontスタイル」を採用し、4つのタッチセンサーにより閉じたままでのワンセグやミュージックプレイヤーの操作が可能となっている。またスライド幅の大きなロングスライドスタイルを採用し、ファンクションキーを全てキー側に集中させる事で、大画面とスムーズな操作環境を実現した。

プロデューサー

KDDI株式会社

ディレクター

京セラ株式会社 通信関連事業本部 移動体通信機器第二統括事業部 デザイン部 責任者 大浦哲郎

デザイナー

京セラ株式会社 通信関連事業本部 移動体通信機器第二統括事業部 デザイン部 デザイン2課 責任者 北村和生

詳細情報

http://www.kyocera.co.jp

発売
2008年4月26日
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

応募対象が達成しようとした目標

高彩度の有機ELディスプレイや「Full Frontスタイル」によるAV機器のような質の高さ、またタッチパネルやスライド時のイメージの変化により、携帯電話らしくない新しさの表現を目指した。

デザイナーのコメント

従来のスライド端末では、ファンクションキーがディスプレイ側に配置されており、段差を気にしながらの使用を強いられていたが、本端末ではロングスライドにて全てをキー側に配置する事で、大画面と操作性を両立している。また有機ELの美しさを際立たせるため、閉じたときは強化ガラスと枠のみのシンプルフォルムとし、通話時(スライド時)には意外性のあるカラーやマテリアルが現れる「別世界」を表現した。

使用者、社会等への取り組み

どのような使用者・利用者を想定したか

単純に映像や音楽を視聴することに満足せず、その画質や操作性にAV機器のようなこだわりを持つユーザー。メインターゲットは20代男性。

その使用者・利用者にどのような価値を実現したか

高彩度の有機ELディスプレイや「Full Frontスタイル」によるAV機器のような質の高さを実現。またタッチパネルやスライド時のイメージの変化により、「操作する事の楽しみ」を提供。

社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点

端末の長期使用に対して、ディスプレイに傷がつきにくく耐久性のある強化ガラスを、使用頻度の高いファンクションキーには塗装が剥がれたりしないようアルミにアルマイト加工を施した。また万が一強化ガラスが割れた時に対しても飛散防止フィルムを内側から貼るなどユーザーの安全性にも配慮した。

その問題点に対し、どのように対応したか

通信事業者のサービスやプランの変化により、買い替えのスパンが長くなりつつあるため、長期使用に対しての配慮(端末の耐久性)がいままで以上に求められている。

審査委員の評価

ほぼ画面サイズで設計した前面デザインはタッチセンサーとの組み合わせで機能的要求を満たしつつ、シンプルで新鮮な視覚的印象がある。有機ELの存在感を主張するデザイン意志を強度の確保と両立させつつ実現させるため、工夫が施されている。デザイン的妥協をしないためにエンジニアリングを動員した電話機として使う場合とTVとして使う場合の「二重人格」的な性格を持たせたというデザインの狙いは功を奏している。ボディのカラーバリエイションも的確に選ばれている印象がある。

担当審査委員| 村田 智明   朝倉 重徳   高尾 茂行   武田 徹   塚本 カナエ   廣田 尚子  

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