GOOD DESIGN AWARD

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2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
Mクリニック [東京都大田区蒲田1-26-14]
部門/分類
建築・環境デザイン部門 - 建築デザイン
受賞企業
株式会社吉富興産一級建築士事務所 (東京都)
森下 五郎 (東京都)
受賞番号
07B01057
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

ワンフロアー12坪 3階建ての小さなスキンクリニックです。クリニックの用途上、診療室は外部に対し無防備に開放は出来ないので、北を除く三面と屋根をコンクリートで施し、各階層の12mあるロングスパンをデッキスラブと張弦トラスで床を軽快に構成し、北面のダブルスキンから間接的に柔らかな光を各階にしのばせる、安定した光量とプライバシーを保てる開かれたスペースをシンプルに構成しました。

デザインのポイント
1.ガラスによるファサードを造ってほしい
2.白とガラスを基調としたシンプルなミニマムなデザインによる空間
3.バックヤードホール側の二重動線の確保
プロデューサー

吉富興産一級建築士事務所 澤口 直樹

ディレクター

吉富興産一級建築士事務所 澤口 直樹

デザイナー

澤口 直樹、後藤 壮大

設計室にて

詳細情報

http://www.yoshitomi-kosan.co.jp/

開始日
2006年3月1日

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

身体や心のケアを、気持ちよく受けられるような診療環境を心がけ、閉塞的になりがちな医院を出来るだけポジティブな気持で通院できるスペースを目指しました。

デザインサイドに提示された要求・要望
1.ガラスによるファサードを造ってほしい
2.白とガラスを基調としたシンプルなミニマムなデザインによる空間
3.バックヤードホール側の二重動線の確保
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

診療室はどうしても診療室のプライバシーは厳守なので閉塞的になりやすい。中のプライバイシーが守られた上で、快活に外の様子を感じられるようにする。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

アウターの構造以外は無柱空間に、自由な開口とレイアウトを継続的に可能にする。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

クリニック以外にも転用が出来るうえ(住宅や店舗) 永く建物を活用できるようにする。

審査委員の評価

明快な構成原理によってすがすがしい空間が創造されている。外部との干渉帯となるダブルスキンの空間がとても魅力的である。この単純にみえるミニマムな空間を獲得するための様々な工法上の技術が的確に使われている。

担当審査委員| 北山 恒   隈 研吾   安田 幸一  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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