GOOD DESIGN AWARD

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CC

2007

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

受賞対象名
デジタル一眼レフカメラ交換用レンズ [AF18-250mm F/ 3.5-6.3 DiII LD Aspherical [IF] Macro]
部門/分類
商品デザイン部門 - カメラ、デジタルカメラ
受賞企業
株式会社タムロン (埼玉県)
受賞番号
07A03075
受賞概要
2007年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

Gマーク受賞製品で、世界中で大ヒットしたデジタル一眼レフ専用・超高倍率ズーム「AF18-200mm F/3.5-6.3 XR Di II (Model A14)」の「軽量・コンパクトな超高倍率ズーム」というコンセプトを受け継ぎ、望遠側の焦点距離を200mmから250mmにまで拡張しながらも全長と最大径で約0.6mmのサイズアップに抑えた。35mm判換算で、焦点距離28?388mm相当の広角から超望遠域の画角と、ズーム全域での更なる画質の向上を図りつつ、世界初・世界最大のズーム倍率「13.9倍」を達成した。

プロデューサー

映像事業本部 設計技術部

ディレクター

映像事業本部 設計技術部

デザイナー

藤井憲一

詳細情報

http://www.tamron.co.jp/lineup/a18/index.html

開始日
2007年2月22日
価格

71,429円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

最新のデジタル専用光学設計を施した「Di IIシリーズ」のデザインを踏襲し、しかもGマーク受賞製品である「AF18-200mm(Model A14)」の「軽量・コンパクトな超高倍率ズーム」のコンセプトを継承。次代の高倍率ズームのフラッグシップレンズとして使いやすさと高級感を両立。鏡筒全体の黒塗装に繊細なシボ塗装を施し、高級感ある存在感とラバーパターンの新デザインによりカメラ装着時の一体感に配慮した

デザインのポイント
1.ゴールド色のリングを採用し、「Di II」レンズシリーズとしての視認性とデザインの向上を図った。
2.鏡筒全体をおおう黒塗装に、高級感のある繊細なシボ塗装をほどこした。
3.カメラ装着時の一体感に配慮し、ズーム・フォーカスリングのラバーパターンに新デザインを採用。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

ご好評いただいている指に馴染みやすく、使いやすいデザインのラバーパターンをさらに改良した新デザインをズームリング、フォーカスリングに採用。カメラ装着時の一体感、操作感に配慮しています。また、鏡筒全体をおおう黒塗装に、高級感のある繊細なシボ塗装をほどこし「持つ喜び」を向上させました。携帯時の自重落下による損傷を防止する「ズームロック機構」を搭載しています。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

広角28mm?超望遠388mm相当の画角(35mm判換算)を、使いやすい軽量・コンパクトな一本のボディーに凝縮。従来は「28-200mm+200-400mm」という2本のズームレンズでしか成し得なかった「広角?超望遠」の世界が、デジタル一眼レフの世界で「広角?超望遠+マクロもこれ一本でOK」と、手軽に楽しめる新たな市場を開拓した。これにより、旅行や登山での撮影時の利便性を大きく広げ、荷物に縛られていた写真ライフを劇的に変えることに成功した。

審査委員の評価

カメラ側がぶれ防止機能を実装しつつある最近の状況の中で望遠側に更に焦点距離を伸ばす挑戦を行ったことは評価できる。18?250mm(35mm換算)という高倍率ズーム化を達成、加えてマクロ性能も確保しつつ、このサイズに実装した技術は素晴らしい。メーカー純正品よりも高性能で低価格であることを強いられるサードパーティ製レンズでありながら、デザインや質感への配慮も怠らない姿勢も評価できる。とはいえ既に確立されたデザインアイデンティティを壊さないのが良いのか、新しいデザインにチャレンジするのかは今後の課題といえよう。

担当審査委員| 村田 智明   國澤 好衛   芝 操枝   武田 徹  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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