GOOD DESIGN AWARD

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2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
オフィスチェア [タシット]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
株式会社イトーキ (大阪府)
受賞番号
05A09036
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

人の体は、どんな時でも絶えず動いているもの。自由な思考を引き出すためには、デスクに向かって長時間同じ姿勢をとるより、とりたい姿勢で自由に考えられる方がいい。そんな発想を活かしたのがタシットです。いろんな姿勢で座ってみたくなる楽しげなデザイン。背もたれにも、肘掛けやちょっとした台にも使えるマルチパッド。そして3つの回転軸が生み出す不思議な動き。クリエイティブなオフィスにはこれからますます必要になるはずの「遊び心」を機能化したチェアです。

プロデューサー

株式会社イトーキ

ディレクター

株式会社イトーキ オフィス事業部商品本部開発部

デザイナー

Isao Hosoe Design 細江勲夫、橋本昌也

Isao Hosoe 細江 勲夫

詳細情報

http://www.itoki.jp/products/office/tacit/

開始日
2005年4月1日
価格

52,290円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

オフィス・ワーカーの暗黙知を導きだす椅子『TACIT』は、テーブルに束縛されない自由なミーティングを具現化するために考案しました。ダイナミックな姿勢の変化と遊びの中から、身体の奥底に眠る無限大の創造性が誘発され、新たなアイデアを結実させます。

デザインのポイント
1.ひょうたん型形状の座面:通常は横で使用、縦にしてまたがることで活発なコミュニケーションを促します。
2.ひょうたん型形状のマルチパッド:水平時に窪みが身体のラインになじんで自然な動きを促します。
3.全体に丸みのあるスタイリングは身体になじんだ形状で優しさと生命感を演出。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

左右どちらのレバーでも、また上げても下げても座面の上下昇降が可能。殆どのパーツをアール形状でデザインすることで人に優しい商品を提供。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

解体容易設計としてビスや嵌め込みなどにより構成されており、パーツレベルでの交換が可能であると同時に分別廃棄が可能である。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

従来のチェアと違う回転軸の設定で商品として成り立つという提案。そのことにより新しい感覚の座り心地を実現。また販売上は固定されない着座姿勢がオフィスに遊び心と知的生産性を高める効果がある。

審査委員の評価

様々な姿勢に対応するフレキシブル性はエルゴノミクス的関点からも良く研究されており、オリジナリティが高く、ユーモアを感じさせるフォルムが高く評価された。今の時代に大切な要素になっている、遊び心をデザインしたというコメントも良く理解できる。機能と精神的遊び心をゆさぶる融合性はさすがである。

担当審査委員| 井上 斌策   船曳 鴻紅   堀木 エリ子   森田 昌嗣  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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