GOOD DESIGN AWARD

キーワード
受賞年度
年度(から 年度まで)
特別賞
企業情報
CC

2005

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

このページの画像、テキストの無断転載を禁じます。 (C)JDP All rights reserverd.

受賞対象名
リビング収納家具 [DAIKENデザインファニチャー]
部門/分類
商品デザイン部門 - 家庭用家具、インテリア関連商品
受賞企業
大建工業株式会社 (富山県)
受賞番号
05A06016
受賞概要
2005年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

本商品は、LDK空間を上質に設えるために、東陶システムキッチン『キュイジア』の一部の扉と同じデザインテイストで開発されたリビング収納である。薄型テレビを設置することを前提とし、お客さまの機器やソフトの所有数量に合わせて、サイズや開閉方法を選択することができるためLDK空間をきれいに設えることができる。品揃えは、最近の薄型テレビ、周辺機器をすっきりと収納することができるTVボードとCD、DVDなどのソフトや説明書などの備品を収納できるチェストである。また多様なLDK空間に調和するように、シンプルな形状、機器を隠す工夫、漆塗りをモチーフとした意匠感を追求した。

プロデューサー

大建工業株式会社 住機製品事業部 商品開発室 吉田達也

ディレクター

大建工業株式会社 商品開発部 リモデルデザイングループ 澤田 信泰

デザイナー

有限会社川上デザインルーム 取締役 川上元美 

開始日
2005年9月1日
価格

250,000 ~ 420,000円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

東陶機器(株)と大建工業(株)異業種間交流により新規商品開発の共有を目指した事業に関わってきた。居住空間における質の向上や空間のつながりを、或いは修辞的同一性を求めて心地よいLDK空間を、そして新たなる設備、什器、家具の創出をはかるべくこの度は新しいカラースキームをテーマに伝統の乾式漆塗りの技法を新新規の工業手法で開発して、オリジナルな深みのある上質感の表面材が出来た。

デザインのポイント
1.東陶機器(株)システムキッチン『キュイジア』の一部扉グレードと統一感のあるLDK空間を実現。
2.布目漆塗をモチーフに扉意匠を実現。漆の深みと仕上感を、新化粧技術の活用によって工業化を実現。
3.ガラスの処理をデザインし、薄型テレビを設置したときのテレビと収納の意匠を調和させることを実現した。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

1)安心してユーザーに使っていただくために、転倒防止機能、スムーズに閉じる引出し機構(静かに閉るダンパーの活用)を開発。2)テレビ周辺機器が見えることでの余分な情報が視野に入らぬ様、スモークガラスを用いた。液晶表示のみ見えるよう工夫した。3)テレビ周辺機器の配線や放熱の配慮をするため、意匠的に見苦しくないよう背板に抜き部分を設けた。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

素材ごとに分別しやすいように、主にビス固定によって組立てできる。(ボックス、カウンター、脚部、扉はあとで分別が可能)扉はアルミフレームを活用し、面材の交換が容易にできるよう設計した。 

デザインが技術・販売等に対して行った提案

各社カタログ制作スタッフに対して、東陶機器(株)と大建工業(株)の互いのカタログに各々の商品を紹介し、キッチンとリビング収納家具による新しいLDK空間のつながりとライフスタイルを提案した。空間写真として、キッチンを家具的に魅せ、リビングとの統一感を増し、ライフスタイルでは、キッチンとリビングが1つの空間で直結した生活を見せることができた。また同様にショールーム展示も同様に、LDK空間コーディネイト提案を進めた。

審査委員の評価

洗練されたデザインで、新しい事業部の立ち上げも含め努力の跡が見られる。他社とのコラボも興味を持つところである。

担当審査委員| 平野 哲行   五十嵐 久枝   田中 一雄   難波 和彦   間宮 吉彦  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

ページトップへ