GOOD DESIGN AWARD

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2004

GOOD DESIGN|グッドデザイン賞

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受賞対象名
収納システム [アルツァータ・収納システム]
部門/分類
商品デザイン部門 - 文具、オフィス雑貨・家具・設備
受賞企業
株式会社岡村製作所 (神奈川県)
受賞番号
04A09067
受賞概要
2004年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

現代建築の潮流(直線構成、大きな窓、少ない柱、アルミやガラスの無機質な素材)にデザインコンセプトの照準を合わせたテーブル・収納・パネルから構成されるオフィスシステムALZATA(アルツァータ)シリーズの収納です。”Simple””Sharp””Slim”をデザインコンセプトに、シェルビング・ラテラル・両開き・テーブルサイド収納をラインナップし、収納量の確保はもちろん、面材に様々な種類の素材を選択し、空間との多様なコーディネートが可能です。特に窓が増加し壁面が減少する傾向にあるオフィスでは、収納も空間の中央にレイアウトされるため、バックパネルを付替え可能とし、後面デザインにも配慮しています。

デザインのポイント
1.一枚の板を思わせる薄い前面板と後面板。斜めにテーパーのついた筐体側板。それらによるシャープな印象。
2.ガラス窓前に置かれても採光を遮らないアクリル仕様の後面板を品揃えし、開放的なオフィスを提供します。
3.前面(後面)の面材には、アクリル、スチール、パンチングメタル、木目など様々な素材の選択が可能です。
プロデューサー

株式会社岡村製作所 マーケティング本部オフィス製品部 白井秀幸、森田舞

ディレクター

株式会社岡村製作所 デザイン本部製品デザイン部 成田哲也

デザイナー

株式会社岡村製作所 デザイン本部製品デザイン部 永石昇

開始日
2004年1月
価格

2,033 ~ 188,300円

受賞対象の詳細

デザイナーのコメント

ガラスを多用した現代建築のオフィス空間において、オフィス収納は壁面からワークエリアの中央へ置かれ「家具」としての存在感が求められています。そこで顧客の求めるインテリアイメージに合わせ、前面板には様々な素材を、後面板も同じデザインと同じ素材を選ぶことができる構造とシステムをデザインしました。また金属製収納としての素材感を生かし、ミニマルな空間にも調和するシャープでスリムなデザインを目指しました。

デザインのポイント
1.一枚の板を思わせる薄い前面板と後面板。斜めにテーパーのついた筐体側板。それらによるシャープな印象。
2.ガラス窓前に置かれても採光を遮らないアクリル仕様の後面板を品揃えし、開放的なオフィスを提供します。
3.前面(後面)の面材には、アクリル、スチール、パンチングメタル、木目など様々な素材の選択が可能です。
使用者、社会等への取り組み

ユーザーの使いやすさや商品の親切さの向上のためにデザインが特に取り組んだ事項

アイランド収納として、ワーカーの近くにレイアウトされることを想定し、収納資料へのアクセス性の向上に注力しました。扉を開けずに収納資料が判るフロスト扉、日常使用し頻繁に出し入れする資料を収納するシェルビング(オープン棚)など、収納する資料の使用頻度に適した品揃えしをしています。さらに両開き扉は開いているときも通路を狭めないように180°開きとしながらも、資料を取り出しやすいように開閉時にもヒンジは内側へ飛び出ない軌跡を描くように設計しています。また把手は手が触れる部分には冷たい金属でなく樹脂を採用し、扉の開閉や歩行時に人や物に当たっても相手を傷つけない樹脂バンパーを先端にとりつけています。

製品の寿命を長くするための工夫、あるいは寿命を全うした商品が廃棄される段階での対応

リサイクル時に配慮した分別設計や材質表示はもちろんのこと、リサイクル性の高い鋼材やアルミニウムを多く使用しました。また扉の面材の一つであるアクリルには再生材を混入しているものを使用しています。さらに面材を交換できる構造としているため、レイアウト変更やリフォーム時には面材を交換してインテリアイメージを変更し、長期にわたって使用できるように配慮しています。

デザインが技術・販売等に対して行った提案

前面板及び後面板には従来のスチールだけでなく、アルミ押出しを採用。その押出し内部にラッチ・ヒンジ支持部・抽斗箱体への固定部などの機能部を格納するという新しい構造を技術に対して提案しました。また従来の収納では前面板の色仕様しか顧客は選択できませんでしたが、板厚が同じなら様々な素材の選択が可能となり顧客に新しい提案が可能となりました。

審査委員の評価

商品単体の美しさだけではなく、背板の素材バリエーションが豊富で家具としての存在感や空間との調和を意識してデザインされている。両開き扉は180度開きになり、狭くなりがちなオフィスでの配慮もされている。

担当審査委員| 山村 真一   五十嵐 久枝   井上 斌策   堀木 エリ子  

評価ポイント( :評価された項目)
1. 良いデザインであるか (グッドデザイン商品、建築・環境等に求められる基本要素)
  • 美しさがある
  • 誠実である
  • 独創的である
  • 機能・性能がよい
  • 使いやすさ・親切さがある
  • 安全への配慮がなされている
  • 使用環境への配慮が行き届いている
  • 生活者のニーズに答えている
  • 価値に見合う価格である
  • 魅力が感じられる

2. 優れたデザインであるか (商品、建築・環境等の特に優れた点を明らかにするポイント)
  • デザインコンセプトが優れている
  • デザインのプロセス、マネージメントが優れている
  • 斬新な造形表現がなされている
  • デザインの総合的な完成度に優れている
  • ユーザーのかかえている問題を高い次元で解決している
  • 「ユニバーサルデザイン」を実践している
  • 新しい作法、マナーを提案している
  • 多機能・高機能をわかりやすく伝えている
  • 使いはじめてからの維持、改良、発展に配慮している
  • 新技術・新素材をたくみに利用している
  • システム化による解決を提案している
  • 高い技能を活用している
  • 新しいものづくりを提案している
  • 新しい売り方、提供の仕方を実現している
  • 地域の産業の発展を導いている
  • 人と人との新しいコミュニケーションを提案している
  • 長く使えるデザインがなされている
  • 「エコロジーデザイン」を実践している
  • 調和のとれた景観を提案している

3. 未来を拓くデザインであるか (デザインが生活・産業・社会の未来に向けて積極的に取り組んでいることを評価するポイント)
  • 時代をリードする表現が発見されている
  • 次世代のグローバルスタンダードを誘発している
  • 日本的アイデンティティの形成を導いている
  • 生活者の創造性を誘発している
  • 次世代のライフスタイルを創造している
  • 新しい技術を誘発している
  • 技術の人間化を導いている
  • 新産業、新ビジネスの創出に貢献している
  • 社会・文化的な価値を誘発している
  • 社会基盤の拡充に貢献している
  • 持続可能な社会の実現に貢献している

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