私はこれまで約30年の間に、いろいろな業種、業態、業容のクライアントの仕事を見てきました。数にして70社、関連会社を入れると100社ぐらいを手掛けてきました。この間の一番の変化は、最初のころの日本の企業では、数字が読める「数の人」でないとなかなかいい経営者になれなかった。そのうちに大集団を先頭で引っ張っていくために、ロジックが立って、社内外を説得して引っ張っていける「理の人」が必要になった。バブル期以降、非常に大きく変わったのは、成熟化社会、高度情報化社会のなかで非常に多くの情報からどれを選ぶのかという「目の人」が重要になってきたことだと思います。いまの時代はそうだと思います。 さらに、これからのことを考えると、福祉の問題、環境の問題、ある意味では環境愛、自然愛という「愛の人」という軸が出てきている。そういう点でいうと、福祉の問題については、個人的な見解でけっこうです、小島専務はどのようにお考えでしょうか。
(2000年3月22日 日本産業デザイン振興会 会議室にて収録)
Graphic man http://www.cool.gr.jp/
PAOS http://www.paos.co.jp/