グッドデザイン賞は今年で48回目になりました。この制度が産声を上げた頃の日本は、いわゆる世界中からのコピー大国ということで、対外的にも非難を浴びていたような状況でした。しかし48回目にして、状況はずいぶん変化したといえます。
かつて、デザインということが大事なんだという世界的な動きがあった時にも、日本は経済発展をめざして急速に発展を続けていった。それでは今はどうなっているかといえば、もはや日本は世界の中でオリジナルをつくっていかなければマーケットの席はない、というくらいに様変わりしました。一つは、国際的に日本製品が置かれている立場が変わったのです。いわゆる輸出立国である日本が、近年になってこれからどのようにしていけばいいのかという模索を始めていて、徐々にその成果が明確になってきています。 |