喜多俊之 対談バックナンバー

Two Top Talk

 

連載第7回「デザインが開く新しい暮らしのステージ」

今回は、2,500件を上回る応募を記録した2004年度グッドデザイン賞の全受賞結果の決定にあたり、審査委員長の喜多俊之さんからこれまでの審査を通じたメッセージを皆様にお届けします。(編集部)

喜多 俊之

アイ・ディ・ケイ・デザイン研究所 代表取締役
2004年度グッドデザイン賞審査委員長


グッドデザイン賞は今年で48回目になりました。この制度が産声を上げた頃の日本は、いわゆる世界中からのコピー大国ということで、対外的にも非難を浴びていたような状況でした。しかし48回目にして、状況はずいぶん変化したといえます。
かつて、デザインということが大事なんだという世界的な動きがあった時にも、日本は経済発展をめざして急速に発展を続けていった。それでは今はどうなっているかといえば、もはや日本は世界の中でオリジナルをつくっていかなければマーケットの席はない、というくらいに様変わりしました。一つは、国際的に日本製品が置かれている立場が変わったのです。いわゆる輸出立国である日本が、近年になってこれからどのようにしていけばいいのかという模索を始めていて、徐々にその成果が明確になってきています。

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