喜多俊之 対談バックナンバー

Two Top Talk

 

連載第2回「オリジナリティの根」

今回は、2004年度グッドデザイン賞審査委員長の喜多俊之さん、副審査委員長の森山明子さんに、喜多さんがデザインを手掛けられた液晶テレビのAQUOSや日本の伝統産業、デザインという言葉の変容などについてご対談いただきました。(編集部)

喜多 俊之

株式会社アィディケィデザイン研究所
代表取締役
2004年度グッドデザイン賞審査委員長

森山 明子

武蔵野美術大学 教授
2004年度グッドデザイン賞審査副委員長


喜多:

今年からグッドデザイン賞の審査委員長をお引き受けすることになりました。森山さんが副委員長ということで心強く思っていますので、よろしくお願いします。

森山:

こちらこそよろしくお願いします。最初の対談ということで、伺いたいことがあります。誰もが知っているシャープの液晶テレビAQUOSは、喜多さんがずっとデザインを手掛けられていますね。日本の企業は、海外の著名デザイナーの名前は表に出すけれども、日本のデザイナーの名前は出さないということがありましたし、同時に日本のデザイナーはあまり表に出たがらない傾向もあった。そのことを喜多さんは簡単にクリアしてくださって、それだけでもうれしいと思います。国際的な戦略商品である、AQUOSのデザインプロセスを通じて考えたことをお聞きしておきたいんです。

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