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今回は、トヨタ自動車からデザイン本部 グローバルデザイン統括部長 御園氏をお招きし、2003年度グッドデザイン大賞を受賞した乗用車「プリウス」、ユニバーサルデザイン賞を受賞した「ラウム」、インタラクションデザイン賞を受賞した「G-BOOK対応ナビ」について、お話を伺いました。(編集部)
御園 秀一
川崎 和男
トヨタ自動車株式会社 デザイン本部
グローバルデザイン
統括部長/理事
名古屋市立大学大学院
芸術工学研究科 教授
大阪大学大学院
フロンティア研究機構 特任教授
2003年度グッドデザイン賞審査委員長
川崎:
プリウスのグッドデザイン大賞受賞おめでとうござます。「今年は、トヨタの年だった」と森山明子副審査委員長をして言わしめるほど、トヨタさんのデザインは評価が高かった。その結果が、
プリウス
の大賞受賞であり、
ラウム
のユニバーサルデザイン賞受賞であり、
G-BOOK対応ナビ
のインタラクションデザイン賞受賞につながっていると思います。
先代のプリウス
はグッドデザイン賞で1998年にエコロジーデザイン賞を受賞されていますね。いちデザイナーとして拝見しても、プリウスはモデルチェンジによって格段の進化を遂げています。また、ラウムも1997年に
先代モデル
がユニバーサルデザイン賞を受賞し、今回のモデルも同じ賞を受賞されました。現在まで続いているテーマ賞、すなわち、エコロジーデザイン賞、ユニバーサルデザイン賞、インタラクションデザイン賞を設けたのが、この1997年で、この年が最初ということもあって、全体に奨励賞的な意味合いで選別したものが多かった。先代ラウムも同様で、ある種、振興の目的もあって選んだのですが、それ以来、ラウムはユニバーサルデザインを徹底的に見事に熟成されたゆえ、今回の高い評価になったと思います。また、G-BOOK対応ナビも、明らかに、システム設計よりもデザインの勝利だといえる素晴らしい具体的な情報デザインでした。
プリウスにしても、ラウムにしても、先代から着実な進化を遂げられています。その技術的な進化はもちろんでしょうが、その開発をデザインがどのように主導されたのか、あるいはサポートされたのかという話を本日は伺えればと思います。日本企業のものづくりが停滞している中、御社は業績を非常にのばされているということもありますし、何でもトヨタさんを見習えという風潮もありますので、まずはそこからお聞かせいただければと思います。
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