川崎和男 対談バックナンバー

KAZUO'S VOICE
 
KAZUO'S VOICE 024「ツールからメディアとしてのインターラクションデザインへ」

今回は、株式会社デジタルステージ代表・平野友康氏をお招きし、2002年度グッドデザイン金賞を受賞した「LiFE* with PhotoCinema」や1999年にグッドデザイン中小企業庁長官特別賞を受賞した「motion dive」の開発などについて対談いただきました。(編集部)

平野 湟太郎 平野 友康
 
川崎和男 川崎 和男
 
株式会社デジタルステージ
代表
名古屋市立大学大学院
芸術工学研究科 教授
大阪大学大学院
阪大フロンティア研究機構 特任教授
2003年度グッドデザイン賞
審査委員長

川崎: 平野さんとはじめてお目にかかったのは1999年の夏、この年のグッドデザイン賞に応募いただいたVJ(ビジュアルジョッキー)ソフト「motion dive2」のプレゼンテーション審査の時でしたね。僕が最初にお目にかかったときは25歳ぐらいでしたか。
平野: そうですね。この連載が掲載される頃には29歳になっています。29というのは一番半端です。あと1年かと考えて過ごす1年がもうすぐ始まります。
川崎: この連載を見てもらっている若いデザイナーや学生たちに一番知ってもらいたいのは、平野さんが短期間に経験されてきたことなんです。ですので、今日はこうしたことを中心にうかがっていきたいと思います。

僕はこの「motion dive2」をはじめて見た時に度肝を抜かれてしまって、もっとよく内容を知りたい、それとともに非常に知りたかったのは、どういう人がこれをつくりあげたのだろうかということでした。あの堅苦しい雰囲気のプレゼン会場に非常に若々しいグループが入ってきて、コンセプトが非常に明快なプレゼンをしていただきました。すごく気持ちのいい出会い方をしましたね。以来、「motion dive3」、「LiFE*」を注目してきましたし、実はどちらも講演会で使わせていただいているということもあって、次にどんな新しいものが出てくるかをいつも楽しみにしています。

まずは、平野さんのバックグラウンドについて、motion diveの開発などについて、かいつまんでお話しいただけますか。

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