Exhibition

#93 木の美展 KINOBI - TEN 多摩美術大学環境デザイン学科3年インテリア専攻 2021年11月28日(日)―12月7日(火) 11:00-20:00 *11/30(火)17時閉廊 入場無料 / Dining Chair Exhibition 2021 Department of Architecture and Environmental Design. Tama Art University November 28th(Sun) – December 7th (Tue), 2021 * Closed at 5pm at Nov. 30th 11:00-20:00 Admission Free

木で椅子を作るということは、木と向き合うということ
たくさんの種が芽吹き、健やかに育った木々
わたしたちは木から美しさを見出し、椅子を作る
ものづくりをする私たちは木々への感謝を忘れず、デザインの可能性を探り続けなければならない

多摩美術大学環境デザイン学科の学生が、設計から実寸制作まで自分たちの手で作った30脚の椅子。 30人それぞれが見出した「木の美」をぜひご覧ください。

多摩美術大学環境デザイン学科3年インテリア専攻

椅子を考えること

椅子のデザインへの取り組みは、歴史上さまざまな試みが行われています。
その椅子が生まれた時代の感受性と技術が合致した、“名作”と呼ばれる椅子もたくさんあります。
「座る」という行為をサポートする道具としての一面で捉えれば、椅子は既に完成されているのかもしれません。
では、なぜ今も新しい椅子がつくられ続けているのか?
これは自身への問いかけでもありますが、そこにこそ、今、椅子をデザインする重要な意味があると思っています。

30脚の木の椅子は、今を生きる学生達が自らデザインして制作まで行ったものです。
この椅子群には、彼らが描く生活像や時代感覚が否応なく滲み出しています。
そうした同時代性こそが、先の問いのひとつの答えなのかもしれません。

2011年からケベック木材製品輸出振興会(QWEB)にご支援いただき、10年目になります。 長期に渡りご協力いただき感謝いたします。そして、制作をサポートいただいた工房の先生方にも御礼を申し上げます。

多摩美術大学 環境デザイン学科 非常勤講師 藤森泰司

主 催:多摩美術大学環境デザイン学科
協 賛:ケベック木材製品輸出振興会(QWEB)、カナダウッド
指 導:藤森泰司、米谷ひろし

Instagram :
https://www.instagram.com/tamabi_chair/

Twitter :
https://twitter.com/tamabi_chair

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