2008年度グッドデザイン賞 方針


内藤 廣

近未来のディマンドサイドから

内藤 廣
建築家・東京大学大学院 教授

グッドデザイン賞は新たな地平を目指して船出しました。制度設立から五十年、身の回り品から始まり、いまや都市やデジタルメディアまで、カバーする領域は広がりを持ちました。それに伴い、デザインの意味も役割も多様なものとなりました。デザインという意味を再構築し、その枠組みも再考する時期に来ています。

今年は大きく模様替えをしました。審査領域を整理し、時代の要求に合わせて再編成しました。それでも大切なことは変わりません。デザインは多くの人の生活を支え、豊かなものにし、社会を明るくします。やはり人間中心なのです。未来のためにあるのです。

「近未来のディマンドサイド」に立ちたい。それが再編に当ってのメッセージです。グッドデザイン賞は、今まで以上に刺激的で活性度の高い場造りを、デザインの審査を通して目指します。

 
飯塚 和憲

豊かな未来を展望するグッドデザイン賞

飯塚 和憲
財団法人 日本産業デザイン振興会 理事長

日本のデザインは、生活者に愛され育まれてきました。この温かいまなざしに満ちた生活者の存在こそ、デザイナーの誇りです。

本年度のグッドデザイン賞にあたり、私達は内藤委員長とともに、生活者の視点をより重視した審査理念を求めました。さらに、ものをより永く使うこと、持続可能な社会をめざすこと、そして日本の伝統に根ざした新しいチャレンジをおこなうことを課題とした、特別賞を新設いたしました。

「グッドデザイン賞」は、豊かな未来を展望します。
皆様のご支持とご支援を「グッドデザイン賞」にお寄せくださるよう、お願いいたします。