-
プロデューサー
サントリー美術館
-
ディレクター
サントリー美術館学芸員 土田ルリ子、サントリー美術館クリエイティブディレクター 米嶋剛、サントリー美術館アートディレクター 藤田隆、S2株式会社代表取締役 迫村裕子
-
デザイナー
有限会社文京図案室 デザイナー 三木俊一、イラストレーター 川口澄子
-
デザイナーのコメント
子供向けの教育ツールではありますが、常に子供に迎合するような仕上がりにならないように注意しています。デザインする媒体の対象が大人であろうと、また子供であろうとも、その対象の趣向性を押し付けるより、そもそもデザインすべき素材(展覧会のコンセプトや展示されている作品の世界観)を丁寧にくみ上げることを重視しました。その上で親しみやすさと、サントリー美術館の持つ上質なイメージを共存させています。
-
どのような使用者・利用者を想定したか
父母や祖父母等の大人と一緒に来館した中学生以下の児童、特に小学校中・高学年を想定。日本の伝統的な美に触れたことはほとんどなく、そのような作品が展示されている空間も初めてかもしれない子供たちが、美術館に興味を持ち、また足を運びたくなる気持ちになってもらえることを目指した。
-
その使用者・利用者にどのような価値を実現したか
展覧会の企画意図・展示作品にあわせて、毎回異なる形態を提示するとともに、館蔵品をモチーフにしたキャラクターたちが登場して、好奇心いっぱいに日本の美術・文化についてやりとりを展開する。また、展覧会の作品を使ったクイズや、ぬりえ・着せ替えなど簡単な工作を取り入れ、家に持ち帰っても楽しんでもらえることを目指している。
-
社会・文化および地球環境の視点から解決すべき問題点
当館は日本美術の館蔵品を有する美術館で、もとは赤坂見附の社屋内にあったこともあり、来館者は中高年層の大人が大半で子供の姿はほとんどなかった。東京ミッドタウンに移転するにあたり、子供たちに日本美術に対する興味をもってもらいたい、ひいては「子供が楽しめる美術館」を目指したいということで、この「おもしろびじゅつ帖」や子供向けの日本の伝統文化に触れるワークショップをはじめた。
-
その問題点に対し、どのように対応したか
「おもしろびじゅつ帖」に触れることで、日本美術に興味を持ってもらえることを目指して制作している。展覧会の企画意図、展示作品に合わせ毎回異なる形態を提示し日本美術や文化に触れてもらうこと、美術館を楽しむルールの理解、クイズや簡単な工作を取り入れて展覧会場だけでなく家に持ち帰って楽しみながら、当美術館および各展覧会のメッセージを理解してもらうことを目指している。
- - last border --