概 要
三重県の奈良よりの郊外都市に建てられた医院である。ゆるやかな勾配をもつ目抜通りに沿った敷地は、もともと小高い丘をひな段状に造成したものであり、そこへ新たな建築がはめ込まれている。土地に定着している1階部分は診療スペースであり、通りのスケールとリンクしながらオーバーハングしている2階部分はドクターの書斎である。2つの部分はリニアに連続しており、ところどころの開口部によって建築の定着と離脱が可視化されている。構造的は、6ミリ厚の鉄板とデッキプレートを併用したモノコック構造であり、最大17メートルのキャンティレバーを可能にしている。