GOOD DESIGN AWARD

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CC

2021

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
給電設備 [クルマde給電]
事業主体名
トヨタホーム株式会社
分類
住宅用機器・設備
受賞企業
トヨタホーム株式会社 (愛知県)
受賞番号
21G080795
受賞概要
2021年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

住まいとクルマを直接つなぎ、災害時でも安心の暮らしをデザインする非常時給電システム。広く普及しているHEV車等のアクセサリーコンセントからの給電ができ、コンパクトカーから高級車まで幅広く対応。ユーザーへ寄り添った【レジリエンスデザイン】と【ノイズレスデザイン】で、安心かつ容易な給電と、建物と調和するデザインを実現した。

デザインのポイント
1.分電盤の回路の切替え、車と家側の差込口をケーブル接続するのみでユーザーでも簡単に給電可能
2.最大1500W、約4.5日分を給電でき、照明や冷蔵庫が使用可。非常時でも日常に近い避難生活を送れる
3.機器類を収納等へ隠蔽することで、インテリアやエクステリアデザインの妨げとならない
プロデューサー

トヨタホーム株式会社 商品開発部

ディレクター

トヨタホーム株式会社 商品開発部

デザイナー

トヨタホーム株式会社 商品開発部

詳細情報

https://www.toyotahome.co.jp/chumon/technology/kurumadekyuden/index.html

発売
2020年9月1日
価格

250,000円

販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

昨今の自然災害の多発により、非常時の電力確保が重要視されている。その中で、普段は移動手段として使用されている車が、非常時には電力を確保するための重要なアイテムとなる。実際に、近年の台風、地震により被害を受けた被災地へ燃料電池車やハイブリッドカーが派遣され、避難所や一般家庭での電力供給に役立ったという事例もある。そこで実際ユーザーに使われたのはアクセサリーコンセントがメインであったが、スマホの充電や調理は車で行う必要があり不便であった。さらには、コロナ禍により災害時の在宅避難という点も重要になってきており、非常時の宅内の電力確保がより必要となると考えられる。本システムにより、大きな設備機器の投入がなくても住宅へ電力が供給でき、新築、リフォームなど幅広く非常時の安心を提供していきたいと考える。

経緯とその成果

被災地への派遣で活躍した車の電気は、地方自治体が手配するいわば公共のものであったため、ユーザーが自由に使用できる電力ではなかった。そして大容量バッテリーを備えるPHEV、BEV、FCEVの電気を家全体へ送ることができるV2Hスタンドが市場に流通はしているが、それらの普及はまだ少ないため、車を使ったレジリエンス機能をユーザーへもっと広く普及させたいという思いからこのデザインを実現した。広く普及しているHEVのアクセサリーコンセントから給電できるのが特徴であり、コンパクトカーから高級車まで幅広く対応している。さらには、非常時にユーザーの生活の安心のみではなく、明かりがついているということで周辺地域への安心感を与えることができると考えた。

仕様

【回路切替スイッチボックス】160×320×118、約1.3kg【車両接続用装置】541×513×210、約38kg【防水形フランジインレット】80×80×30(露出部分)、約240g

どこで購入できるか、
どこで見られるか

トヨタホーム全国販売店、アトリスパーク刈谷展示場、大型分譲地「MIYOSHI MIRAITO」
トヨタホーム 公式サイト
トヨタホーム総合展示場 アトリスパーク刈谷 公式サイト
MIYOSHI MIRAITO 公式サイト

審査委員の評価

車から住宅への充電システムは、以前よりモーターショーなどで展示されてきたが、最近のEV車の普及で、より現実性の高い製品が提供された。特に、コロナ禍では災害時の避難は自宅が有効とされる新たな現実が判明し、災害時に自宅で過ごせるための充電システムは必須である。本品は、主婦や子供でも簡単に接続できる使い勝手の良さや住宅の外観に支障がないようにデザインされている点が優れている。将来的には住宅の当たり前の機能となっていくべきで、今後もこのシステムが普及できるように業界全体に働きかけていただきたい。

担当審査委員| 橋田 規子   安積 伸   二俣 公一   寳角 光伸  

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