GOOD DESIGN AWARD

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2020

GOOD DESIGN|ロングライフデザイン賞

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受賞対象名
ディン・ネクスト [ディン・ネクスト]
事業主体名
Monotype Imaging Inc.
分類
フォント
受賞企業
Monotype Imaging Inc. (United States of America)
受賞番号
20L00014
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

DIN® Nextは、DIN 1451をベースに現代的に改良した書体である。このもととなったDIN 書体は制作されてから100年が経っていたために、小林章の指揮のもと大幅な改良がされた。その結果、以前は2種類だけだったバリエーションは32種類に増えるなど、現代の使用環境に最適な書体ファミリーに生まれ変わった。

デザインのポイント
1.伝統的なドイツ工業規格のフォントファミリーを拡張し、サインやディスプレイ以外にも利用できる汎用性
2.幾何学的でありながら目に優しく設計されたデザイン
3.可読性の高さ
デザイナー

小林章、サンドラ・ウィンター

サンドラ・ウィンター(Sandra Winter)小林章(Akira Kobayashi)

詳細情報

https://www.linotype.com/5798/din-next.html

利用開始
2009年3月
価格

49 ~ 499ドル

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

背景

もととなったのは、1930年代にDIN 1451というドイツの工業規格のために作られた書体で、工業製品、道路標識、帳票類などに標準フォントとして幅広く利用されてきた。21世紀の多様化した使用環境に対応すべく、タイプディレクター小林章がデザインした。

経緯とその成果

21世紀になり人々の生活様式も時代とともに変化し、文字情報の読み取り方のメカニズムの研究が進んだ結果、多様化するメディアにふさわしい文字デザインの形も変化してきた。この変化に対応するため、現代的な雰囲気に溶け込む新しいデザインを追求し改良を行った。また、ウェイト(太さ)のバリエーションを増やすだけでなく、コンデンス体やイタリック体、ラウンデッド(丸ゴシック)も追加した。その結果、案内標識や広告など大サイズのものから、本やパンフレットのような小サイズの文章組みまで広く使われている。

仕様

OpenType Pro, W1G (CFF, TTF) ウェイト7、スタイル32、グリフ数722、96言語対応

どこで購入できるか、
どこで見られるか

Monotypeが運営する公式オンラインショップ「MyFonts」内にて購入ができます。
MyFonts
Fonts.com
Linotype

審査委員の評価

ディン・ネクストのフォントは、1930年代のドイツの工業規格として生まれた書体が原点ではあるが、遠くからの視認性の高さ、エモーションを感じさせるヒューマンな佇まい、優しく語りかけてくる立体的なボリューム感、目に優しい丸みを帯びる繊細なディテール、他のフォントと混在しないユニークな存在感などが、本来の役割から新しい視点による自由で快活なアイデンティティーを得ることとなり、使用される領域の拡張に繋がっている。今後も更なる進化を遂げ、クリエイターのより多様なアイデンティティー作りに貢献し続けることを期待したい。

担当審査委員| 齋藤 精一   安次富 隆   田村 昌紀   羽田 美智子   藤本 幸三  

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