GOOD DESIGN AWARD

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CC

2020

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
「噛む」を計り、気づき、行動を変える活動 [SHARP バイトスキャン]
事業主体名
シャープ株式会社
分類
個人・公共向けの意識改善
受賞企業
シャープ株式会社 (大阪府)
受賞番号
20G201347
受賞概要
2020年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

bitescan(バイトスキャン)は耳にかけて「噛む」回数、テンポ、姿勢などを測定する咀嚼計です。 咀嚼回数が減少している現代人に対し、bitescan本体で噛むことを計り、アプリやイベントを通して人々に気づきを与えることで、より良い咀嚼習慣に導く取り組みです。

デザインのポイント
1.デバイスを耳にかけるだけで噛むことを測定できる手軽さ
2.噛むことに意識を向けるアプリやイベントのインタラクションデザイン
3.健康管理やエンターテインメントなど様々な領域で行動変容を促すサービスのプラットフォーム創出
プロデューサー

シャープ株式会社 新規事業企画開発部 永峯英行、谷村基樹/デザインスタジオ 伊賀陽祐

ディレクター

シャープ株式会社 新規事業企画開発部 谷村基樹/デザインスタジオ 三浦信子

デザイナー

シャープ株式会社 新規事業企画開発部 谷村基樹/デザインスタジオ 栗野正雄、望月愛海、小川俊介、奈良俊佑

詳細情報

https://jp.sharp/business/solution/aiot/bitescan/

発売
2018年12月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

背景

医療の発展により平均寿命が急速に伸長するなか、ただ生きるのではなく、健康に生きることは多くの人の願いです。しかし、現代の豊かな生活により、生活習慣病などの疾患が人々の健康を脅かしています。健康に生きるために大切とされる、運動、睡眠、食事を整えようと考えたときに、運動と睡眠を計測する活動量計はありますが、食に関する計測は充実しているとは言えません。私たちは”食”の中でも「噛む」に焦点を当て、2014年から咀嚼を計るデバイスの開発をはじめました。柔らかい食べ物や食環境の変化によって、咀嚼回数が減っているといわれている中、日常の咀嚼を把握する手段がなかったこともあり、咀嚼の大切さは見過ごされてきました。本活動では、学術機関でのエビデンス取得を行うとともに、その知見を通して子どもから高齢者まで幅広いターゲットに咀嚼に関する気づきを与えるアプリ開発やイベント企画に取り組んでいます。

経緯とその成果

「噛む」ことが正しく計れること、毎日使ってもらえる楽しさをデザインすることを本活動では大切にしています。デバイスでは噛む回数やテンポ、姿勢を正確に計るためのリサーチ、精度検証、実証実験を重ね、研究用途に使える信頼性と装着し計測するまでの簡易性を両立しました。また、噛むことの楽しさを感じ、続けて使ってもらうためにアプリの咀嚼アニメーションや、記録の可視化を行い、自らの習慣を変えるという困難な課題に多方面から取り組んでいます。イベントにおいても噛むこと自体やその大切さに興味を持っていただけるように体験全体のデザインとブラッシュアップを続けています。咀嚼を計るというユニークな点と、咀嚼体験全体のデザインによって、健康管理、研究、食育、エンターテインメントなど様々な領域で噛むことに気づきを与えるサービスを多くの団体とコラボレーションしながら創出しています。

仕様

[bitescan端末]型番:BH-BS1RL/RD/RR 6.5mm☓55.5mm☓11.0mm 約12.2g 電源CR2032/2032H [アプリケーション]=android OS 7.0以上 動作確認端末SH-M12

どこで購入できるか、
どこで見られるか

シャープ株式会社法人向けウェブサイトから問い合わせ
法人のお客様 ご相談窓口

審査委員の評価

子どもの頃から、一度に何十回噛みなさいと教えられてきた。しかし、実はそれには科学的なエビデンスがないのだという。咀嚼回数が減少している現代人は今後どの様な問題が生じるのか、それを知るための研究の一環でもあるこの取り組みは、大きな将来性があるだろうと感じ評価した。生活者目線で言えば、ゲーム的なアプローチで咀嚼回数を可視化するこの製品やアプリケーションは、子育て世代にとっての救世主の様だとさえ感じた。

担当審査委員| 井上 裕太   川上 典李子   ナカムラ ケンタ   山出 淳也   山阪 佳彦  

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