GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|ロングライフデザイン賞

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受賞対象名
絵本 [はらぺこあおむし]
事業主体名
株式会社偕成社
分類
その他小物類
受賞企業
株式会社偕成社 (東京都)
受賞番号
18L000005
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

1969年にThe World Publishing Company (USA)より刊行された"The Very Hungry Caterpillar"を、もりひさしが日本語訳し、1976年に偕成社より発売された絵本。

デザイナー

エリック・カール

Photo by Paul Shoul

詳細情報

https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784033280103

発売
1976年5月
販売地域

日本国内向け

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

色鮮やかな絵と、数と曜日を認識するためのわかりやすいしかけ。

背景

グラフィック・デザイナーとしてアメリカで活躍していたエリック・カールは、編集者アン・ベネデュースのすすめで絵本を描くことになります。ある日、緑色の虫が、リンゴを食べて穴をあけ、ナシを食べて穴をあけ、チョコレートケーキを食べて穴をあける話を持っていったところ、彼女から「あおむしではどうかしら?」と助言を受けます。それを聞いたカール氏が「ちょうちょ!」と叫んで、この絵本が生まれたといいます。当時、ページの大きさがさまざまで、穴も空いている絵本というのは斬新で目を見張るものでしたが、アメリカではその製本を引き受ける会社が見つかっていませんでした。そんな時にダミーを見た偕成社の当時の社長・今村廣が、このしかけの製作が可能な工場を日本で見つけ、アメリカで出版されることになりました。よって、原書の初版には「Printed in Japan」の表記があります。

仕様

ISBN978-4-03-328010-3/ 22cm×30cm/ハードカバー/ 25ページ

どこで購入できるか、
どこで見られるか

書店他
株式会社 偕成社

審査委員の評価

全世界で累計3,000万部のベストセラー絵本。アメリカ人の絵本作家による物語は、あおむしが食べた「穴」をモチーフにしており、ページごとにレイアウトさた穴を起点に物語が進む。子供たちは物語と絵と紙に開いた穴の立体感を楽しみながら読み進められる。当時そのような仕掛け絵本を制作する技術がアメリカにはなく、1969年の初版は、印刷製本を日本の会社で行った。日本での人気も高く、子供の頃に読んだ絵本といえば多くの人がこの本を思い出すだろう。

担当審査委員| 齋藤 精一   齋藤 峰明   柴田 文江   福光 松太郎  

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