GOOD DESIGN AWARD

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2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン金賞

受賞対象名
プラネタリウム投映機 [コスモリープ Σ]
事業主体名
コニカミノルタ株式会社
分類
公共用機器・設備
受賞企業
コニカミノルタ株式会社 (東京都)
受賞番号
18G090812
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「コスモリープ Σ」は、学習投映を重視する市区町村の中規模プラネタリウム施設に向けた、光学式プラネタリウム投映機です。星空を通じて子供たちの成長を願う、プラネタリウムに関わる全ての人々の思いに応えます。 惑星投映機一体型において世界最小クラスでありながら、世界で初めて全80種の星座絵や目印を恒星球に搭載し、空間が限られた中規模ドームにおいても一切妥協のない本格的な星空解説を可能にしました。図書館内と同等の高い静音性を達成し、コンサートなど音響を生かした新たなドーム体験の可能性を広げます。闇に溶け込む漆黒の筐体と緻密な多面体の光芒に包まれた恒星球は、宇宙空間に美しい調和をもたらします。

プロデューサー

コニカミノルタプラネタリウム株式会社 技術部 大谷健一

ディレクター

コニカミノルタ株式会社 ヒューマンエクスペリエンスデザインセンター 平賀明子、久保田玲央奈、瀧村量

デザイナー

コニカミノルタ株式会社 ヒューマンエクスペリエンスデザインセンター 大江原容子、長田彩加人

詳細情報

https://www.konicaminolta.jp/planetarium/hard/planetariums/cosmoleap_sigma/index.html

発売
2017年5月
販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

凝縮された光学技術に基づく構成原理が、宇宙空間に美しい調和をもたらすプラネタリウム投映機。

背景

日本は米国に次ぐプラネタリウム大国です。天体観察は主に夜間に行われ、望遠鏡も必要であることから、家庭や学校で行うことは容易ではありません。そこで、学校教育や市民が楽しく宇宙に接することができるプラネタリウム施設が広く活用されています。そのほとんどがドーム径10m前後の中規模施設であり、施設スタッフの心をこめた星座解説を大切にしています。 しかし本格的な星空解説を行うためには恒星球、惑星投映機、朝焼け投映機等、複数の投映機をドーム内に設置し正確に制御する必要があり、ドーム内の限られた観賞スペースはこれらの機器によって圧迫されていました。星空表現を妥協せずに十分な観賞スペースを確保できる、新しいシステムが求められていました。

デザイナーの想い

主役の星空を引き立たせるために、観賞のノイズとなる要素を丁寧に取り除いていきました。全体を空間に溶け込む黒一色で統一し、シボ塗装を施すことで高品位な質感を加えました。メインフレームには恒星球を合理的に支えるアーチ形状を採用し、高速で移動する星像が乱れないように工夫しています。惑星投映機は一直線のタイトなラインで整理し組み合わせることで、視界の妨げとならないコンパクトなシルエットでまとめました。 恒星球のカバーは基本構造となる32面体を緻密な面に分割し、無数のレンズを取り巻く放射状のロッドで構成しました。ブラックアルマイトを施すことでロッドを際立たせ、漆黒の恒星球に星の光芒のような煌きを与えています。子供たちを想像と探究の宇宙へ導きたい、そんな願いを緻密なディテールにこめました。

仕様

投映方法:光学式プラネタリウム投映機 / 対応ドーム径:8~18m / 本体寸法:980mm(W)× 960mm(D)× 2530mm(H) / 恒星数:約9000個 / 星座絵・目印数:80個

どこで購入できるか、
どこで見られるか

岡山天文博物館 プラネタリウム
岡山天文博物館 プラネタリウム
コニカミノルタ株式会社 プラネタリウム製品紹介

審査委員の評価

構造を外板でカバーする製品が多い中、構造がそのまま外観を造り上げる機械であるプラネタリウムは、光学設計や精密設計から滲み出てくる機械美が魅力で少年少女の心をくすぐる。恒星球や惑星投映機の可動部は夜空の動き(地球の動き)を体現するもので、プラネタリウム筐体が秩序ある精密機器であることは、子供達に対して宇宙もまさに秩序によってできていることを伝える役割を担うという意味でも高く評価された。

担当審査委員| 寳角 光伸   朝倉 重徳   五十嵐 久枝   長町 志穂   Jongrae Park  

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