GOOD DESIGN AWARD

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CC

2018

GOOD DESIGN|グッドデザイン・ベスト100

受賞対象名
ロビーチェア [アルブロード 23NP]
事業主体名
株式会社オカムラ
分類
店舗・オフィス・公共用家具
受賞企業
株式会社オカムラ (神奈川県)
受賞番号
18G090769
受賞概要
2018年度グッドデザイン賞受賞概要

受賞対象の概要※掲載している情報は、受賞当時の情報のため、現在は異なる場合があります。

概要

「アルブロード 23NP」は、空港や駅などのパブリック空間向けのロビーチェアです。2020年の東京オリンピック開催にむけて空港整備が進む中、空港の24時間運営への対応としてリラックスタイプを品揃えしています。背座にインテグラルスキンモールドを採用し、パブリック空間に求められる耐久性やメンテナンス性を確保しています。またシンプルなデザイン性と適度なクッション性を確保するため、特殊バネインサート構造としました。素材は柔らかいタッチ感のある硬さを設定し、さらに太ももを圧迫しないラウンドフォルムで快適な座り心地を実現しています。

プロデューサー

株式会社オカムラ マーケティング本部パブリック製品部 高橋健二

デザイナー

株式会社オカムラ デザイン本部製品デザイン部 早乙女弘志

発売予定
2018年7月1日
価格

196,500 ~ 432,500円

販売地域

国内・海外共通仕様

受賞対象の詳細

デザインコンセプト

素材の特性を生かした造形と快適な座り心地、豊富なバリエーションとオプションによるレイアウト対応。

背景

2020年の東京オリンピック開催にむけ海外からの窓口となる空港は、国際ターミナル新設、増設、そして改装需要が継続しています。また同時に空港自由化に連動した空港の24時間運営に対応したLCCを利用するユーザーのためのリラックスタイプ、ファミリータイプなどの多様な使用シーンを想定したラインナップが求められています。さらに政府指導の働き方改革に伴い、モバイルワーカーが急増しています。一方で空港や駅などのパブリック空間は人の移動が激しくスーツケースやカートなどの使用頻度が高いため、そこに設置されるロビーチェアに対する要件は、カートの衝突による損傷や清掃などのメンテナンス性が強く求められます。

デザイナーの想い

ロビーチェアのデザインは、デザイン性・耐久性・メンテナンス性が強く求められているとともにユーザーの多様化への対応が求められています。この製品は、これらの市場要求にこたえて管理者サイドの要望把握、及び空港市場におけるスタイリング傾向を調査することから開発を着手しました。スタイリングは空間の中で主要な要素を受け持つことからシンプルな存在感を追求しました。具体的には、パブリック空間にマッチするようにシンプルな造形とし、背面にアクセントとして造形面を変化させる工夫を施すことによりシンプルでありながら緊張感のあるスタイリングとしました。また基本プラットホームを構成するビームのデザインは、取付け構造をデザインに反映し、そしてスリムな脚形状はシェルの浮遊感の演出に重要な役割を担っています。 また椅子の座り心地の確保のため背座カーブの研究として数々の耐圧分布測定を行い最適なカーブを生み出しました。

仕様

寸法:2460W x 630D x 900H ミリ、重量:83.6Kg (該当製品番号:23NPAC)

どこで購入できるか、
どこで見られるか

当社ショールームに展示予定

審査委員の評価

空港や駅などのパブリックチェアは、過酷な条件を満たさなければならず、全てが優れているケースはほとんどない。少々の問題は受け入れられている。そのような現状の中で、この製品の完成度は一定していると評価した。背座に採用したモールドは適度なクッション性をもち、座り心地と寝心地、子供の指挟みへの安全性やカート衝突への耐久性を備えることができている。シートの取り外しと汎用パーツ取り付けも考慮され自由度をもち、メンテナンス性や使いやすさも研究されている。ノイズの少ないシンプルで整ったフォルム。マットな仕上がりのシートと肘脚のメタルのコンビネーションはシックな上質感がある。

担当審査委員| 寳角 光伸   朝倉 重徳   五十嵐 久枝   長町 志穂   Jongrae Park  

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